WBCで日本が優勝しました。
そこで話題になっていたのが、ペッパーミル・パフォーマンスと呼ばれる仕草です。
さっそく高校野球で球児がまねて行い、審判に注意されたことが物議を醸していましたが、職場で上司がやろうものなら、セクハラになりそうな気がしないでもありません。
それはさておき、今年の冬にエアではなく、実際にペッパーミルが使われる鉄板焼きの店を訪れる機会がありました。
店に到着し中に入るとさすがは高級店、案内係のようなスタッフに席までエスコートされ、
「上着をお預かりします」
と寸分の隙もなく申し出られたので、なるほどこれが一流店のおもてなしか、と言われるがままに預けた次第です。
そこからは鉄板焼きのコース料理を堪能し、ペッパーミル・パフォーマンス、もちろんリアルな方、を拝む機会が何度もありましたが、当時はまさか後にこの所作が話題になるとは想像すらしていませんでした。
なお途中トイレに行くと、実にキレイに手入れが行き届いていて、まさに「神は細部に宿る」を体現しており、思わず感心してしまいました。
トイレについては前にもブログで書いたのですが（「皮肉な話」）、どんなに手入れをよくしていても、使う時がそのタイミングから外れてしまうと恩恵に預かることができません。
なのでその時については、まだ時間も早めだったことと、その日は最強寒波が到来の日であった影響から、客が通常より少ないと思われ、そのためトイレがピカピカだったのかな？ぐらいに考えていました。
それからしばらくして、会食した中の1人の男性がトイレに行き、戻ってきてから続いてぼくもトイレを利用することにしました、そうです、この日の2回目です。
お恥ずかしい話、我ながらトイレはよく行っちゃう方で、学生時代は授業が終わるたびに、条件反射的に立ち寄っていたものでした。
おそらく時系列的には、前の利用者からほとんど間が空くことなく、トイレに入ったかたちとなったのですが、驚いたのはもうスタッフがトイレを掃除中だったことです。
なるほど、この店のトイレが抜群に清潔なのは、トイレの人の出入りをこまめにチェックし、客が使うたびに掃除をしていたからだったのか、と改めて感心を深めていたのですが、、、
トイレ掃除中のスタッフが、入ってきたぼくに気付いて振り返ると、急いで手も洗わずにトイレから出て行ったのですが、入店時に対応してくれた案内係の人だったので驚きました。
当然、入店時はトイレ掃除の直後で、その手に上着を渡した疑惑も発生し、少しガッカリした次第です。
なんだかWBCというよりは、WCの話題に終始してしまいました。
今後ともよろしくお願いします。