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クリニックブログ

サル

2022年07月30日

今年4月、藤子不二雄A先生が逝去されましたが、先生の代表作といえば「プロゴルファー猿」で、そんな年にサル痘が流行するとは、不思議な因縁を感じざるをえません。
しかも本当はプロではなかった(「オニベン」)、自称プロのプロゴルファー猿よろしく、サル痘も本来の保有動物はリスやネズミなどのげっ歯類とされ、実は猿ではないという点も、なんだか似通っているような気がします。
そんなサル痘には、人類が唯一根絶に成功した天然痘(てんねんとう)のワクチンが効果があるそうですが、日本でそのワクチンを生産しているのが熊本県のKMバイオロジクスという会社で、親会社である明治ホールディングスの株価が上昇しているのだとか。
なおKMバイオロジクスなる会社を調べてみると、ワクチンや血液製剤の生産・販売を主力事業とし、かつて不祥事を起こした化血研こと化学及血清療法研究所の生き残りだったんですね。
旧・統一教会も、いつの間にか世界平和統一家庭連合と名称を変更して、存続していたのも初めて知りましたが、かつて話題になった約30年前は、なんだかんだでオウム真理教がヤバすぎて、相対的にそこまで印象には残っていませんでした。
って、自分で書いておいて今更なのですが・・・宗教は本当に恐いです。
もちろん、ホラー作品「リング」などの貞子も恐いですが、ちなみに彼女の呪いの正体である、リングウィルスの元になっているのは天然痘ウィルスで、これがサル痘ウィルスだったらそこまで戦慄は走らない気がします。
しかし、なぜ「猿痘」と漢字ではなく、「サル痘」とカタカナ表記なのだろう?と疑問でしたが、これで想起するのは「シン・ウルトラマン」など庵野秀明監督の一連の「シン・」シリーズです。
「シン・ウルトラマン」では、冒頭の怪獣(禍威獣)襲来のシーンのスピード感には、正直なところ脳がついていけなかったのですが、最近は映像を早送りで視聴する人が増えているとのことで、じゃあこの速さではどうだい?という、尖った庵野監督ならではの挑戦だったのかもしれません。
「シン・」シリーズの「シン」は、新・真・神など多義的な解釈ができますが、「サル」も保有動物としては猿がメインではないため、あえて曖昧にぼかしている可能性を考えてみました。
今後ともよろしくお願いします。

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