ついにイチロー選手がプロ野球から引退してしまいました・・・
せっかくの機会なのでプロスポーツについて考察してみますが、まず手始めにプロゴルファー猿って実はプロゴルファーじゃなかったって知ってましたか?
あれだけ
”わいは猿や、プロゴルファー猿や!”
とド派手に叫んでおきながら、単なる自称プロだったとはドン引きです。
それはともかく、現在では全くツアーに参加していないゴルファーの肩書きが、いつまでも「プロゴルファー」であることには個人的には違和感があります。
これはスポーツによってプロの定義が違うだけの話なのですが、要はプロゴルファーってのは一生モノの資格なんですね。
一方フィギュアスケートの選手は現役を引退するとプロになったりして、つまりはアマの方がプロよりも上という不思議な世界です。
ちなみにセミプロとハイアマチュアではどちらがレベルが上か?については、それでお金をもらっていればセミプロで、もらっていなければハイアマチュアというだけの違いなので、特にレベルは関係ありません。
なおセミプロといったら店ではセミセルフなんていうシステムがありますが、あれも謎の多いシステムです。
ガソリンスタンドだと、たとえば給油は店員がやってくれるものの、それ以外の空気圧のチェックなどは自分でしないといけないのはセミセルフと言われても、四捨五入すると感覚的にはほぼフルサービスな気がします。
他方スーパーでは、商品のバーコードのスキャンは店員がしてくれるものの、精算を客が行うのがセミセルフレジと言われても、これは逆に四捨五入すると感覚的にはほぼセルフサービスになるのではないでしょうか?
なぜならコンビニだと最後の袋詰めまで店員がやってくれるので、それと比べるとバーコード・精算・袋詰めの3段階のうちの2つをやらさせるのは、ほとんどセルフサービスのように思います。
そういえば昨年末にNHK-BSで「おしん」の総集編をやっていたので、なんとなく見てしまいました。その中で晩年おしんはスーパー経営に乗り出し、その店は当時の日本では珍しいセルフサービスを売りにしていたのですが・・・
それ以前の店と違うのは、陳列されてある商品を自分で選んで買うというだけで、今となってはごく当たり前のやり方にすぎず、セルフレジと比べたらセルフ感が乏しかったので、一般的なスーパーのシステムがセルフサービスという事実には、ちょっとした驚きを禁じ得ませんでした(というか、袋詰めからレンジでチンまでやってくれるコンビニのサービスに改めて感心してしまいます)。
そしてセルフサービスがごく自然に浸透しているように、今でこそプロ野球でもメジャーリーグでも、年間の安打数が記録として普通に認知されていますが、これはイチロー選手がヒットを量産して年間の安打数の記録を更新して光を当ててくれた結果であり、打率だけでなく安打数そのものを注目させたことこそ、彼の数ある偉大な功績の中でもぼくは最も好きです。
それではイチロー選手、本当にお疲れ様でした。
最後にいちおうタイトルについて説明しておくと、イチロー選手の本名である鈴木一朗は、「ドカベン」の山田太郎に比肩する平凡な名前であり、「ドカベン」は山田太郎のドカッとした弁当に由来するそうなので、試合前にルーティンで食べていたという愛妻おにぎり弁当から付けさせてもらいました。
今後ともよろしくお願いします。
クリニックブログ
オニベン
2019年04月27日