岡山県倉敷市阿知1-8-10 武部不動産ビル2F 倉敷 駅のほとりの心療内科 まくらぎクリニック

クリニックブログ

危ない横断歩道

2020年03月30日

「100日後に死ぬワニ」というネットで公開されていたマンガが、終了後の展開を巡っていろいろと物議を醸しているようです。
ちなみに主人公のワニの死因は、「64話目に死ぬアニ、ではなくオトウト」、名作「タッチ」に登場するカッちゃんこと上杉和也と同じ死因だったようですが、どちらの場合も直接ズバリの表現はなされておりません。
一方、往年のテレビドラマ「101回目のプロポーズ」では、武田鉄矢氏演じる主人公は、すんでのところで助かり、
「ぼくは死にましぇ~ん!」
と暑苦しく絶叫していたのを思い出します。
もっとも彼は自ら飛び出していったので同列に論じるわけにはいきませんが、当時は超高視聴率だったこのドラマ、その頃は高校生で大人になってから改めて視聴してみると、残念ながら壮大なコントにしか見えませんでした・・・
いずれにしても、誰かを助けるために身を投げ出すということはなかなかできることではなく、お恥ずかしながら自分にはそんな勇気はないことをここに白状しておきます。
正直な話、ブランド「クロコダイル」のシャツを着て、ブランド「ラコステ」の店に入る勇気すらありません。
なおJAFの調査では、信号機のない横断歩道では8割以上の車が一時停止をしないそうですが、当院の近くの曲がり道にある横断歩道は、かなり酷い状況になっていて、
「あれ、ここってサーキットのコーナーだったっけ?」
と錯覚してしまいそうな程、一時停止どころか、アウト・イン・アウトで攻めてくる車すら見かけることがあります。

それは先日、クリニックから駅に向かって、その横断歩道を渡ろうとしていた時のことでした。
横断歩道はちょうど道路がカーブする位置にあり、車道は片側1車線で当院から見て手前側は右から左に、その奥の駅側は左から右に車は弧を描きながら走ることになります。
反対側から来ていた若い女性がその横断歩道に少し先に到着し、ちょうど奥の車線に左方から車が接近しているところでした。
運転していたのはオッサンで、横断歩道にいたのが若い女性だったからか、意外にも一時停止してくれ、その女性が渡り始めたのからやや遅れて、ぼくも向こう側に進み始めました。
タイミング的にはその女性の方が先に横断歩道の半分まで到着したのですが、彼女が奥の車線部分の横断歩道を渡り終えると・・・
なんとそのオッサン、中年男性がこれから残り半分を踏み出そうとしているにもかかわらず、アイドリングストップとは無縁の素晴らしい勢いで車を発進させ、左から右へあっという間に視界の彼方へと消えていったのでした。
アメリカのモータースポーツイベント、インディアナポリス500 (通称インディ500)では優勝者は牛乳を飲むという謎の慣習があります。
2017年に日本人で初めて優勝した佐藤琢磨氏は、勝者の牛乳を感極まって頭からかぶっていましたが、そのオッサンのあまりにも見事なスタートダッシュには、思わず腐った牛乳をケルヒャーでぶっかけてやりたい衝動にかられてしまいました。
しかし本当に目の前のスレスレを車は通っていったので、ワニだったらおそらく口が当たってはねられていたに違いありません。
今後ともよろしくお願いします。

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