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男女

2022年09月29日

先日セブンのレジで支払いの際にぼうっとしていると、
「ななこ、、、」
と思わず以前の習性で口走ってしまったのですが、しばらく前からセブンのレジは自動精算機でセミセルフ化され支払い方法を告げる必要はなく、なんだか非常に恥ずかしい思いにかられました。
実は小学校低学年の頃は、授業中によく謎の瞑想状態に突入しては、ほぼ無意識的に
「お母さん、、、」
と呟いてしまったことが何度もあり、別に先生を間違えて呼んだわけでもなく、完全に独り相撲による自損事故でした。
当時も相当に恥ずかしかったですが、そのことが自ずと脳裏をよぎり、問題発言でも撤回すればなかったことにできる、政治家が羨ましくて仕方ありません。
なお学生時代の授業中で恥ずかしかったことといえば、高校3年生の時に進路希望調査票を出した時のことです。
国立の岡山大学医学部一本で勝負するつもりで、私立は全く考えていなかったのですが、私立もいちおう埋めておくよう指示されたため、その時に偶然使っていた数学の参考書の著者が私立っぽい大学の先生だったので、適当にその大学を書いて提出しました。
そして後日、その進路希望調査票について担任から話があったのですが、
「みんなに残念なお知らせがある、どうもこのクラスに男女 (おとこおんな)がいるらしい」
という思わせぶりな第一声でそれは始まりました。
今のご時世ならば、この男女という表現は全くもってあり得ないですが、その頃はそういう意味では大らかで寛容な社会でした。
ぼくはといえば、男女?そのクラスにはT君という美少年がいたので (「バレンタインの思い出」)、え!?Tってやっぱり女子だったの?くらいに余裕綽々で構えていたものでしたが、
「女子大を志望校に書いている男子がいて・・・」
と担任はニヤニヤしながら、教室内を見回すと少しためてから、
「それは、、、君だ!」
と思いっきり指をさされて特定されてしまい、全く他人事と考えて油断していたので本当に驚きました。
それをもはや公開処刑と呼んでも過言ではない状況でしたが、今落ち着いて考えればジェンダー、プライバシー保護などの観点から、となりにあった県教育センターに速攻で抗議に駆け込んでもよかったものの、なにぶんナイーブな思春期であったため、あまりにも恥ずかしすぎて頭がまっ白になり、死線が一瞬見えた程でした。
ちなみに最近では自動精算機を採用する医療機関が増えており、当院でも検討しているのですが、どうも新札には対応しないらしい、というのが導入をためらっている最大の理由になります。
ちなみに新5千円札は、その時に志望校として書いた津田塾大学の創始者・津田梅子さんですが、そんなわけであまり歓迎ではありません。
今後ともよろしくお願いします。

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