その昔、「アーノルド坊やは人気者」というアメリカのドラマがありましたが、逆に嫌われ者といえば、月曜日などはその最有力候補のような気がします。
ただ個人的には月曜日にそこまで悪いイメージはなく、その理由としては、当院では翌日の火曜日が休診日であることが大きいかもしれません。
もちろん月曜日そのものが休みでも、月曜日に対する苦手意識は払拭されるとは思います。
ただ、それだと今度は火曜日が嫌われ者を引き継ぐだけで、根本的な問題の解決にはなっていません。
一週間全体で考えた時に、水曜日休みの方がバランスがよいのでは?という意見もあるかもしれませんが、月曜日の壁の高さを甘く見てもらっては困ります。
早い人なら土曜日の夜くらいから憂鬱になってくる、とされる程の月曜日の持つ圧倒的絶望感、、、
すなわち一週間の始まりは、いきなりラスボスと対峙する最終局面を迎えるようなものなのです。
バランス的に水曜日を休みに、なんて呑気に構えていると、月曜日は火曜日を吸収して取り込み、さらに巨大な負の力を手に入れてしまう可能性すらあります。
というわけで月曜日攻略法としては、まずは月曜日を周囲から切り離して単体にしたところで、日曜日と休日にした火曜日のダブル休日で、前後から挟み込んで対処しなければ、とても手に負える相手ではありません。
やや手前味噌で恐縮ですが、日曜日と火曜日が休みで土曜日が半ドンという当院のスタイルは、結構おススメです。
のはずだったのですが・・・
新型コロナワクチンの医療従事者の先行接種で、1月に希望を出していた接種医療機関がようやく決まりました。
そこで先日、申し込みをしようとしたのですが、残念ながらそこがワクチン接種を実施しているのが水曜日と木曜日だけなため、休みが合わず受けることができそうにありません。
なお1月に接種医療機関を選ぶ時点では、実施曜日の情報なんて、な~んにも公開されていない状況で、まさかこんなに限定されているとは想定外でした。
いちおうコールセンターに問い合わせてはみましたが、制度的に接種医療機関を変更することはできないそうです。
たとえ火曜日に接種している医療機関があり、そこで残りの枠があったとしても、接種医療機関がひとたび決まってしまえば、もうそこでしか受けることはできないのだとか。
最終的には、
「それでは、ご住所に接種券が届くまでお待ち下さい」
という実につれない返事しかありませんでした。
先行接種が無事にできていれば、おそらく接種する側として微力ながらコロナ診療に協力できたのですが、逆にライバルとして枠を奪い合う立場になってしまい申し訳ありません。
今後ともよろしくお願いします。
クリニックブログ
火曜日休みのメリット
2021年04月27日