岡山県倉敷市阿知1-8-10 武部不動産ビル2F 倉敷 駅のほとりの心療内科 まくらぎクリニック

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がんばろう岡山

2018年07月31日

先日とある野外コンサートに参加してきました。
その際行列に並んでいると声をかけられ、
「どちらからですか?」
と訊かれたので
「岡山です」
と答えると
「大変でしたね~」
としみじみ言われたため、少し考えこんでから
「ああ、加計学園の問題では全国に恥をさらしてしまいました」
とお詫びしたところ、
「え!?」
「そうか、森友学園の問題で自殺した職員が岡山出身だった件ですか、たしかにマスコミが押し寄せて地元は大変だったみたいです」
「いや、そうじゃなくて・・・」
「分かりました、セクハラでやめた財務省の事務次官が岡山出身だったことですね、ただ大変というよりはどうも変態だったようですよ」
「違います、豪雨の災害です」
「あっ!」
とついに業を煮やした相手からズバリ指摘されて、ようやく気が付いたフリをしてしまいましたが、決して悪気があったわけではなく、大変ですねと気を遣っていただくのが申し訳がない程、個人的には住まいも職場も大変な被害は全く受けていないという次第なのです。
今回の豪雨で被害を受けたのは倉敷市の真備町をはじめ、高梁市や総社市など岡山県内の各地に散在していますが、それらは割合としてはほんの一部にすぎず、同じ岡山県というだけで県外の人から気を遣っていただくのは申し訳なさすぎて大いに気が引ける、というのが多くの岡山県民の本音ではないかと思います。
といわけで今回無事だった多くの岡山県民は、決して励まされるような立場ではなく、むしろ逆にできるかぎり被災された方々を支援していくべき立場なんですね・・・
なのでこの前倉敷のマスカットスタジアムで行われた巨人 vs ヤクルト戦をテレビで観ていて、
『がんばろう岡山』
と書かれた応援ボードを持っている人を目にした時には、思わず飲んでいた麦茶を吹き出しかけ、複雑な感情に襲われてしまったものでした。
岡山の大半はハードとしては十分に元気なのですが、そういう誤解から観光客が減ってしまい、ソフトとしては衰弱の傾向にあるようです。
しかし今年はマスカットスタジアムでは珍しく2回も公式戦が行われ、1回目は阪神 vs ヤクルト戦で、2回目は巨人 vs ヤクルト戦で、2回も来てくれているというのにともにビジター扱いのヤクルトが気の毒で仕方なく、
『がんばろうヤクルト』
の応援ボードを手に持ち球場に駆け付けたい程でした。
今後ともよろしくお願いします。

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