岡山県倉敷市阿知1-8-10 武部不動産ビル2F 倉敷 駅のほとりの心療内科 まくらぎクリニック

クリニックブログ

夏の終わり’16

2016年08月31日

「雀百まで踊り忘れず」ではありませんが、ぼくは今でも8月31日になると切なくなってしまいます。
まるで少年の頃のように。
冷静に考えると今ではごく普通の一日にすぎないはずなのに、しかしそれ以外には少年に戻れる機会なんてほとんどないので、とりあえず目下のところ8月31日はあの頃に戻れる貴重な日です。
ただ先日、その日を待たずに一足早く少年に戻る機会を得てしまいました。
ちなみにぼくは、オレンジとブルーの2色の組み合わせがとても好きです。
比率的にはオレンジがメインで、サブとなるブルーはうすくても濃くてもどちらでも構いません。
そんなわけで、ある日オレンジとブルーの黄金比率のトランクスを発見した時には、運命的なものを感じずにはいられませんでした。
本音を言えば店内の在庫全てを買い占めたいぐらいの勢いでしたが、大量にトランクスを買いこんでいると異常にお腹がユルい人なのでは?と疑惑をかけられることを懸念し、結局は泣く泣く2枚で我慢しておきました。
それから家に帰ると現在の勝負パンツの座にあるトランクスを取り出し、挑戦者である買ったばかりのトランクスとの比較検討を重ねた結果、見事に今回買ったトランクスが新・勝負パンツの座を勝ち取ったので、今後は大事な時にはそれを着用して臨むことになりました。
さてその後にちょっとしたイベントがあり、その際に早速その勝負パンツを穿いて臨んだのですが・・・
どこか変な感じでした。
座っているとお尻の辺りにミョーな違和感があり、気持ちが悪いので立ち上がって手を回して調べてみると、なんと勝負パンツがふんどしのように食い込んでいるではありませんか!
仮にも勝負パンツに任命したばかりで、おまけに2枚も買っちゃったのにそりゃないぜ!
ということで少しガッカリしましたが、その日は普段よりもゆるめのズボンだったので、
このズボンとの相性が悪いだけかも?うん、きっとそうに違いない!
と自分を励まし、そのイベントはなんとか乗り切りました。
そして問題の先日です。
その日は普段穿いているズボンにその勝負パンツを着用し、家を出てしばらくブラブラしてみました。
その結果まったく食い込んでこなかったので、やっぱりあのズボンとの相性が悪いだけだったんだと安心すると、リラックスしたのか尿意を催したためトイレに駆け込みました。
便器の前に立つとチャックを開け、いつものやり方で試みましたがどこかいつもとは様子が違います。
あれ?なんか変だな?とトランクスをまさぐりながら、ふとあることに気付きました。
前開きがない・・・
たしか前に食い込んで困った時にはトイレでは普通にできていたので、トランクスには前開きがあったはずです。
ということは・・・
ここにてようやく、トランクスを前後逆に穿いてしまっていたことに気付きました。
うーん、どうしよう?と迷いましたが、すっかりリラックスしてしまっていたらしく、尿意の方はもはや待ったなしの状況になっており、
「仕方ない」
と覚悟を決めて、ベルトを外してズボンとトランクスをまとめて下ろし、一気に尿意を解放したのですが・・・
この時下半身は極めて無防備であり、しかも両手は塞がっていたため、ゲイの方でも入ってこようものなら一巻の終わりの状態でした。
前方では速く出そうと攻めながら、後方ではお尻の穴を閉めて守ろうとすると、両者は同じ神経で支配されているために出が悪くなるなど、実に悪戦苦闘しました。
まさに勝負パンツ、なかなか苦しい戦いでしたが、最後は攻撃は最大の防御ということで攻めを優先し、なんとか無事にすませて事なきを得た次第です。
この無防備なスタイルが基本だったのは本当に30年以上前のことで、それは少年よりもガキという表現がふさわしかった時代でした。
というわけで、久しぶりに少年、どころかガキの頃に戻れた気がしました。
なおトランクスの前後を直してから食い込み具合をチェックしてみると・・・、
やっぱりふんどしだったので残念でした。
今後ともよろしくお願いします。

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