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プール開き

2022年06月30日

家にプールがあって、あえて水を入れずにそこでスケボーの練習をしてるのって、なんだかクールに感じてしまいますね・・・
さてプールといえば、我々世代が子どもの頃、すなわち1980年代は、学校ではゴーグルを使うことが許されていませんでした。
これは集団予防接種における針の使い回しと同じく、塩素だらけの水の中で目を開けるのは痛い上にはっきり見えず、一種の拷問だったと思わざるをえません。
必然的に授業が終わると、あのレトロな昭和の遺物、独特の変態的形状をした洗眼器に群がり、我先にと目をせっせと洗っていたものでした。
ただ、今となってはゴーグル着用なので目を洗う必要がないどころか、むしろ医学的には目は水道水では洗わない方がよい、なんて逆に問題視されているらしいのですが、実はぼくは目薬をさすのが苦手なので、点眼用にあの装置を手に入れたい今日この頃です。
あと、昔懐かし消毒槽(腰洗い槽)も不要の烙印を押され、もはや義務化はされていないようですが、あれはあれで三途の川を渡るような雰囲気で、個人的には決して嫌いではありませんでした。
なお廃止に至る過程では、かがまずに脚だけを浸していた世代もいたようですが全く意味不明で、水虫対策のつもりだったのでしょうか?
それからプールを利用する際には、かまぼこ板に名前を書いた命札を決まった場所に置いておき、プールから出たら自分で回収する、という原始的な安否確認システムが採用されていました。
最近の学校ではバディシステムが採用されているそうですが、当時-1980年代はバディなんて言葉はこの世にまだ存在しておらず (きっと)、仮にこのシステムを使っていたとしても、せいぜい二人組、ペア、コンビ、タッグといった表現どまりだったに違いありません。
さて早くも6月中に梅雨明け宣言がなされ、プール開きで賑わう時期がまた戻ってきました。
かつての学校の先生はほとんどは水着に着替えずに指導していましたが、小学6年生の時の担任が異常に毛深い男性で、海猿ならぬプール猿といっても過言でない程の体毛レベルにもかかわらず露出狂で、基本は水着だったため水から上がった後は毛が寝て腕、脚、胴が真っ黒になり、一見すると全身黒づくめのウェットスーツを着ているかのようでした。
あれ?ウエットスーツなんて着てたっけ?と疑問を抱きながら、よく見れば次第に布地ではなく濡れた毛により黒く見えているだけ、という事実が明らかになると、ほぼ一斉に女子の「キャー」という悲鳴があちらこちらで上がり、プールサイドがある種の恐怖空間と化したのを覚えています。
6月にしては暑い日が続くため、自身のプールに関する思い出を集めてみました。
少しでも涼しい気分になってもえたら幸いです。
今後ともよろしくお願いします。

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