岡山県倉敷市阿知1-8-10 武部不動産ビル2F 倉敷 駅のほとりの心療内科 まくらぎクリニック

クリニックブログ

今年はどんな年? 後日談編

2013年01月14日

実は当院ではインフルエンザの予防接種を行っています。
たとえば「冷やし中華はじめました!」のように表立って宣伝していないのは、基本的にはスタッフ、家族、知り合いなどにできればいいかな、と考えていたからでした。
そんなわけなので、純粋な予防接種の希望が先日あり、少し驚きました。
断る理由もないのでお受けし、双子の女の子たちに予防接種をしたのですが、ぼくはこの時、何だか不思議な思いにかられました。
昨年の10月に開院して一応は院長という立場になり、いろんな人から「院長院長院長・・・」とバカにされてんのかな?と疑いたくなる程に呼ばれても、自分の中で院長という実感はありませんでした。
ところが、関係者でも患者さんでもない彼女たちに予防接種をしながら、
”ああぼくは、自分の裁量で、自分の好きなようにやれる立場なんだ”
ということが初めてストンと腑に落ちたというか、これまでなかなか重なることのなかった自分と院長という立場が、エヴァ風にいえば少しだけシンクロしたような気になれたのです。
というわけで、今回は前回のつづきになるのですが、セクシー・キャットがさっそく招いてくれた縁なのかな?と。
そのおかげで、自分でもなぜだかよく分からないのですが、その時初めて、ぼくは自分が院長になったような気がしたのです。
さて本日は『成人の日』です。成人の日だからといって、大人になったという実感が得られるわけではなく、仮に大人と子どもとの間に1本の線があるとすれば、それを越えたことに気付く瞬間は人によってさまざまだと思います。
ぼくが「大人になったな」と思った瞬間の1つは、秋刀魚の内臓を食べられるようになった時でした。それまでは苦くて仕方なかったのが、ある時を境にして「これはこれでいいんでないの」と味が分かるようになりました。
ほぼ時を同じくして、以前は理解できなかった、大竹しのぶの”色気”みたいなものが分かってきた時にも、戻れない一線を越えて「大人になっちまった」と感じました。
そしてこれは本当に偶然なのですが、その後しばらくして、明石家さんまと大竹しのぶが別れることになり、
「大人って大変だな」
と思ったことを覚えています。
動き出した2013年をまだ今年とは実感できずにいますが、ゆっくり馴染んでいくのを待つしかありません。
今後ともよろしくお願いします。

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