東急ハンズが経営不振のため、ホームセンターのカインズ傘下となったニュースは、ちょっとした驚きでした。
そんな東急ハンズと対照的に好調なのが、ドンキことドン・キホーテとのことですが、こちらの方が治安の悪い無法地帯という印象しかなく、正直なところ完全に侮っていたことは心より反省しています。
そういえばPDFファイルが、オンラインでの閲覧には向かない、時代遅れのアナログ的なデータ形式で、たとえば英国では国をあげて、文書公開にはなるべく使わない方向に進んでいるということも、お恥ずかしながら相当に衝撃的でした。
PDFファイルにはエリート感しかなく、転校後、野球の名門校でバリバリのレギュラーと勝手に勘違いされたものの、実際は2軍の補欠だった名作「キャプテン」の谷口のことがふと思い出されました (古くてマニアックな例で申し訳ありません、しかも名作と言っておきながら好きなのはキャプテン谷口だけで、次のキャプテン丸井の途中でドロップアウトしています)。
.pdfの拡張子は、もはや森山直太朗氏の「さくら (独唱)」の(独唱)くらいお馴染みになっていたので、今さらXML、CSV、JSONといったデータ形式の方がいいよ、と推されても根が保守的なため困惑するしかありません。
それからPPAPというメールの送信方法が日本独自のガラパゴスな仕組みで、セキュリティ的に非常に脆く一刻も早くやめた方がよい、という事実もなかなかショッキングで愕然としてしまいました。
なおPPAPについてご存じない方のために簡単に説明しておくと、、、
いちおう最初に断っておきますが、信じられないくらいに酷い略語なので、思わず目を疑ってしまうかもしれません。
Password付きZIPファイルを送ります
Passwordを送ります
Angoka (暗号化)
Protocol
の略で、添付ファイルを開くためのパスワードを、別のメールで送ってくるシステムになります。
一見3つめのAの強引さに目を奪われがちですが、最初の2つのPのグダグダ感の方が事態はより深刻で、デジャブもしくは誤植かと錯覚し、軽いめまいに襲われそうになる程です。
個人的にはちゃんとした企業からのメールでしか目にしたことがなく、なんとなく堅牢な雰囲気で安心していたのですが、たしかに別送のパスワードをコピー＆ペーストするだけで、いとも簡単に開いちゃうためコイツは2軍の補欠どころかマネージャー、ですらなく野球部を暴力沙汰で中退したDQN疑惑さえ浮かんできます。
DQNとは由来には諸説あるものの、ドキュンと発音するインターネット上の俗語で、悪羅悪羅 (オラオラ)系のやんちゃな方々を指し、夜な夜なドンキにたむろしているそうですが、どことなく語呂の響きも似ていて相思相愛、それはそれで立派な経営戦略です。
今後ともよろしくお願いします。