岡山県倉敷市阿知1-8-10 武部不動産ビル2F 倉敷 駅のほとりの心療内科 まくらぎクリニック

クリニックブログ

こらっ!

2013年09月03日

ある雨の日、店に入り傘立てに傘を入れると、
「ちょっと、それ傘立てじゃないよ!」
と店の人から怒られてしまいました。
「どうも、すみません」
と慌てて傘を抜いてから、
「ちなみにこれは何ですか?」
と傘立てかと思った筒状の物体について尋ねると、
「ゴミ箱だよ」
・・・怒りたいのは、こっちの方です。
しかし大人になると、怒られることも減ってくるのでこういうのも貴重な体験です。
今年の夏、某百貨店の地下をぷらぷらしていると、徳島からわらびもちの実演販売が来ていました。
「本わらびだよ、本物だよ」
と店の主が繰り返していたので、
「それってそんなにすごいの?」
と訊いてみると、
「そりゃそうだよ、そこら辺のわらびもちなんてさつまいものデンプンとか、そんなのばっかりだよ」
その地下には和菓子屋があり、実はぼくはそこで時々わらびもちを買っていたので心配になってきました。
というわけでその和菓子屋に突撃し、ショーケースの上に並べてある、わらびもちのトレイを確認することにしました。
しかし、残念ながら上の面には賞味期限や原料を書いたシールはありませんでした。ということは下の面にシールがあるということで、トレイを手に取りひっくり返してみたところ・・・、
「こりゃっ!」
店の老婆に結構大きな声で怒られてしまい、ふと見るとトレイからきな粉がこぼれていました。
まさかこんな簡単にきな粉がこぼれる仕組みとは・・・
やっぱりきな粉は別にして後から自分のお好みでかけられる方がいいんじゃないの?と物申したい気分でしたが、それでも怒られるのは得難い体験だと思います。
ありがたや、ありがたや。
もちろんそのわらびもちは責任を持って購入し、原料を確認してみたところ本わらびでした、ホッ。
ちなみにその後、スーパーでよく見かける、安くて透明なわらびもちの原料をチェックしてみたところ、
『加工デンプン』。
うーん、もはや、さつまいもですらないわけですね・・・
何となく体に悪そうで、
「こりゃ食べられないな」
と思った時、自分が大人になったことを実感しました。
誰しもそうだと思いますが、ぼくも少年時代は駄菓子屋によく行き、舌の色が変わるゼリーとか平気で食べていました。
原料も賞味期限も、全く気にしないで。
いつの日からかぼくは、原料とか賞味期限とかカロリーとか、チェックするのが普通の大人になってしまっていました。
そんな自分を誰かに怒ってほしいなんて思ったりもする、今日この頃。
たまたま本日はドラえもんの誕生日なので、のび太のママにガミガミ説教してもらうのも悪くありません。
ドラえもんのアニメの声優が一新され、ぼくが最も驚いたのはのび太のママの声が三石琴乃さんというエヴァンゲリオンでミサト役だった人になっていて、妙に声が艶っぽくてセクシーで、
「のび太のくせに、うらやましいゾ!」
と不覚にも思ってしまったことでした。
今後ともよろしくお願いします。

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