岡山県倉敷市阿知1-8-10 武部不動産ビル2F 倉敷 駅のほとりの心療内科 まくらぎクリニック

クリニックブログ

夏の終わり’21

2021年08月31日

当院のウェブサイトの経歴には載せていないのですが、かつて広島県は福山市の病院で、常勤医として働いていた時代が実はあります。
理由は想像に任せますが、いわゆる黒歴史というか、亀田3兄弟がもてはやされたり、森喜朗や麻生太郎が総理大臣だった時代と同じく、束の間の悪夢だったように思えてなりません。
おそらくあの頃、横断歩道でトラックに轢かれそうな女の子を助けるために、身を投げ出した代償として重体となり、病床で生死の境をさまよいながら見ていた幻影だったに違いない、と今は信じています。
なお、その頃のエピソードについては、「一人暮らしを始めた頃」「バカッコイイ」「自己紹介」と3本書きましたが、全て悪夢の中の話なので関係者で眉をひそめている方々は、どうかご容赦していただければと願ってやみません。
ちなみに、その病院には約1年半勤めたのですが、1年が経過してから赴任してきた先輩の先生が、それまでに出会ったことのないタイプの先生でした。
彼は司馬遼太郎氏を敬愛していて、ある土曜日、
「先生、トモテツバスってありますけど、テツってことは昔、鉄道があったんでしょうかね?」
と唐突に訊かれました。
個人的には福山時代にはバスは1回も利用しませんでしたし、鉄道にも関心は極めて乏しい人間だったので(「ある秋の平和な日曜日に思うこと」)、
「はあ」
と、どうでもいい感を全く隠すこともなく、気の抜けた返事をすることしかできませんでしたが、
「気になりますね、明日の日曜日に調べてみますよ!」
と意気揚々と宣言されてしまったのでした。
そして月曜日に病院でその先輩に会うと、いまだ興奮冷めやらぬといった感じで、
「先生、やっぱり鞆(とも)鉄道ってのがありましたよ!昨日、廃線跡をめぐってきました、、、」
と勢いよく語られ始めたのですが、こちらは土曜日に病院を去る頃には、その話題は頭からとっくに消え去っていた有様だったので、彼が何について熱弁をふるっているのか理解するのに、しばらく時間を要してしまいました。
そういや土曜日になんか妙なこと言ってたな~とおぼろげながら思い出し、相変わらず興味は湧かなかったものの、
「この人は見事な人だな」
といたく感心したのは、今も明確に覚えています(悪夢の話で明確というのも変ですが)。
小学生の頃から社会科は覚えればいいだけだったので、はっきり言ってテストで点は取れる教科だったのですが、面白いと思ったことは一度もなく、なぜに地理と歴史で社会科なのかも、正直よく分かっていませんでした。
それがこの先輩と出会うことにより、地理と歴史が重なり合って社会科という学問になるんだ、ということを初めて実感しました。
後に浅見光彦シリーズを読むようになり、
「時間と空間の距離を重ね合わせれば、そこに何かの因縁が見えてきそうな予感がする」(「金沢殺人事件」祥伝社文庫p.165)
の凝縮された一文からも、地理と歴史の切っても切り離せない関係については理解したつもりですが、その原点となったのは福山時代のこの先輩で間違いありません。
お叱りを受けることを覚悟で本音を吐露しますが、この人は医師ではなく、中学校くらいの社会科の教師になっていれば、社会科が好きになる子どもが増えるんだろうな~と率直に思いました。
というか、他ならぬぼく自身、彼が教えてくれる社会科の授業を受けてみたかったのですが、前述のエピソードはおそらく悪夢の中の出来事ですから、ひょっとしたら現実世界での先輩は、本当に社会科の教師だったのかもしれません・・・
さて、異常に長い前置きはこれくらいにして、ここからが今回のテーマです。
今やこのウェブサイトも、パソコンではなくスマホで閲覧されている人の方が多いのですが、昨年まではパソコンの方のみトップページでは当院のロゴマークがアニメで表示されていました(「ついにビッグマイナーチェンジ!」)。

このアニメはFlashで制作してもらっていたのですが、Flashのサポートが2020年で終了したため、今年2021年からはロゴマークが表示されなくなり、つまりその中の列車も止まってしまっていたのでした。

これはそのうち手を打たなければ、と考えてはいたのですが、気付けば半年どころか廃線化して初盆まで迎えてしまいました。
というわけで、久しぶりに本サイトを制作してくれた脇坂君というWebデザイナーに連絡を取り、廃線復活を試みることにした次第です。
その結果・・・

列車はめでたく再び走り出し、今回は廃線前と比べて上の部分まで動くという、さらなる進化を遂げての復活となっております。
そしておまけに、冗談半分で脇坂君に、
「スマホでも動かせない?」
とおねだりしてみたところ、なんとスマホの方でもロゴマークが動き出したので、初めて見た時は、思わず列車をよけようとしてスマホを手放し逃げてしまいました・・・
というのは大嘘ですが、とにかく廃線復活どころか、新たな路線まで開通いたしました。
スマホでも上の部分まで動いてくれていて、なんだかSDGs(持続可能な開発目標)のマークに似ているのが気になりますが、当院は特にSDGsに取り組んでいるわけではないので、過剰な期待はしないでもらえると幸いです。
今後ともよろしくお願いします。

一覧へもどる

MENU

クリニック概要

まくらぎクリニック外観

まくらぎクリニック

〒710-0055
岡山県倉敷市阿知1-8-10
武部不動産ビル2F
TEL:086-441-5020
FAX:086-441-5021
※予約制

診療日カレンダー

月別アーカイブ