遅ればせながら、大ヒットした「鬼滅の刃」をマンガで一気読みしました。
土曜日の夕方から日曜日を丸一日使って、物語の終盤よろしく怒涛の勢いで読み終えたのですが、たしかに人気が出るのも納得の面白さでした。
ちなみに一気読み中は、秦基博さんの「泣き笑いのエピソード」をBGMにしていたので、LiSAさんや「おちょやん」には申し訳ないのですが、個人的には「鬼滅の刃」のテーマソングは、「泣き笑いのエピソード」で決まりです。
「鬼滅の刃」を目にすると「泣き笑いのエピソード」が自然に頭の中でかかり出し、逆に「泣き笑いのエピソード」を耳にすると「鬼滅の刃」の名シーンに胸が熱くなります。
同様の勝手なテーマソングは他にもあり、浅見光彦シリーズを読んでいた頃は(2017.10~2019.3)、原田知世さんの「天国にいちばん近い島」(2017年バージョン)をBGMにしていましたが、最後の事件である「遺譜」だけは、読み返す時にはフルトヴェングラーに変更しました。
理由は・・・「遺譜」を一読していただければ、容易に理解してもらえること請け合いです。
そういえば原田知世さんのシングル曲の中で、一番好きな曲のランキングの1位が「天国にいちばん近い島」だったそうですが、大いに納得する反面、絶対に「時をかける少女」と思っていたので、とても意外な気がしました。
では音源については、レコード、カセットテープ、CD、配信の中だと、圧倒的にCD派です。
なお「泣き笑いのエピソード」のCDには、歌詞にちなんだ、ある仕掛けが施されており、こういった遊び心が可能なのはCDだけなので、改めてCDの魅力を再確認したものでした。
振り返ってみれば、音楽に興味を持ち始めた中学生の頃と、CDの登場時期がシンクロしているので、CDには特別な思い入れが今でもあります。
当時はバブル真っ盛りで、その頃のCDの印象としては、アナログのレコードやカセットテープに比べて、音が良くてパワーがあり、さらに繰り返しにも強く劣化しにくい、おまけに曲をスキップしたりリピートしたり操作も簡単、といった無敵感しかなく、まさかこんなに廃れる時代が来るとは、完全に想定外でした。
たしかにCD=Compact Discと、自ら名乗るほどコンパクトではないのは看過できない問題で、前述の「時をかける少女」の映画も、わざわざタイトルにする程には、実は時をかけていないのに通ずるものがあります。
ただ、昨今ではアナログのレコードやカセットテープの方が音の情報量が多く、表現力が豊かで温かみがある、なんて再評価されているのは、当時の印象からすると、正直だまされた感しかありません。
偶然にも同時代にできた東京ドームにも、同様のだまされた感があります。
これまたその頃の印象としては、日本初のドーム球場で新しい分とにかく大きい、という広大なスケール感しかなかったのですが、現在では東京ドームは狭くてホームランが出やすい球場、なんて話を聞くと、あれは一体何だったのか?と疑問を抱かずにはいられません。
ところで、東京ドームといえばジャイアンツで、ジャイアンツといえばチームカラーはオレンジですが、ドラえもんのジャイアンの服がオレンジ色なのは、その影響なのでしょうか?
それはさておき、これが「泣き笑いのエピソード」のCDになるのですが、歌詞の冒頭に登場する、”オレンジのクレヨンで描いた太陽”と”涙色したブルーの空”を想起させる配色となっているのに、思わずほっこりしてしまいます。
最後に無印良品の6色ボールペンは、黒、赤、ピンク、青で、あとの2色はオレンジと水色です。
これだと緑の立場がないような気がしますが、緑といえば、たとえばピーター・パンは大人になる=社会の歯車になることに抗っているイメージがあり、
またムーミンに登場するスナフキンには、自由人のイメージがあり、集団生活には向かないと判断されたのかもしれません。
そして緑の大本命といえば、なんといっても今はこの方、
「ペンは剣よりも強し」の格言には、彼は不満がありそうなので、やはり緑はペンには向かないようです。
今後ともよろしくお願いします。