岡山県倉敷市阿知1-8-10 武部不動産ビル2F 倉敷 駅のほとりの心療内科 まくらぎクリニック

クリニックブログ

奇跡のヴォイス

2013年10月01日

昔から言い訳ばかりの人生でしたが、お誘いを断る時によく使った言い訳の1つに
「ごめん、レコーディングがあるから」
というのがありました。
時を越えて、まさかそれが本当になる日が来るとは思いもしませんでした。
時は2013年9月某日、場所は当院にて、留守電の応答メッセージのレコーディングを行いました。開院してから1年、応答メッセージをオリジナルに変更したいと思いつつも、なかなか踏ん切りがつかずにいました。自分でもその理由はよく分かりませんでしたが、彼の声を耳にした時、すべてがはっきりしました。
”ぼくは、こんな声で、オリジナルの応答メッセージを録音したかったんだ・・・”
それから、奇跡のヴォイスの持ち主である彼を口説き落とし、レコーディングの日を迎えたというわけです。
当院の留守電の応答メッセージの変更はどんどん上書きしていくタイプのもので、いくつか録音してその中から選んだり、ましてや編集していい箇所をつなぎ合わせたり、といったことはできません。いわゆる一発録りで、いやがうえにも緊張感は高まります。
彼もこのような本格的なレコーディングは初めてとのことで、咳払いを連発させたり水を飲んだりしています。
そしていよいよ、レコーディング開始。
気分はプロデューサーで、音がしてはいけないので声は出さず、身振りで開始の合図をしながら録音のスイッチを押すと、彼の優雅な声がクリニック中に響き渡りました。
ついつい、うっとり。
そのため、録音停止を押すのが遅れてしまいました。とりあえず再生してみると、やはり留守電の録音機能、生ヴォイスに比べると音質はかなり落ちます。しかしそれでも十分すぎるクオリティなので、ぼくは思わずニンマリしてしまいました。彼はあまり自分の声をしっかりと耳にする機会がないのか、「恥ずかしいっすね」と照れながら苦笑いしていました。
ぼくたちは自分たちの笑顔の種類が異なることに気付き、何だかおかしくなって笑ってしまいました。そして、同じ種類の笑顔になった安心感からか、ようやく少し落ち着きを取り戻しました。
先ほどの録音は最初ということで彼も緊張があったし、何よりぼくが停止を押すのが遅れたこともあり、再びレコーディングを開始しました・・・
そんな風にしてレコーディングは無事に終了し、ぼくはといえば夜中に時々わざわざ電話をかけて応答メッセージを聞いたりしています。
「ブラヴォー!」
なんてメッセージを残したい衝動を、必死で抑えながら。
今後ともよろしくお願いします。

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