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クリニックブログ

魔術師

2017年12月17日

お化粧がとても上手でキレイな彼女は、すっぴんでも同じようにキレイなのだろうか?
そんな疑問を胸に彼女の素顔についにお目にかかることになった運命の瞬間、ドキドキしながら目を凝らすとそこには、、、
メイクする必要もないような素朴で自然な美しさがあり、まったく余計な心配だったなとホッと一安心・・・といったような体験を最近してきたので報告したいと思います。
実はつい先日まで(10/21~12/10)瀬戸内市立美術館で開催されていた、写真家・緑川洋一展「山紫水明」に行ってきました。
ご存知ない方のために一応説明しておくと、故・緑川洋一氏は岡山県邑久郡裳掛村(現・瀬戸内市邑久町)出身の写真家で、その独自の色彩表現から「色彩の魔術師」と呼ばれています。
今でこそ写真はデジタルでパソコンを使って簡単に編集できてしまいますが、まだ写真といったらフィルムしかなかったアナログの時代に、彼は撮影と現像の技術を駆使するだけでまさに魔術的な光で彩られた作品を次々に発表してきました。

こんな作品とか、

こんな作品とか。
本当に一体どうやって撮っているの?と疑問を抱かずにはいられない写真の数々ですが、ただその一方でこういうトリッキーな作風の写真家がその魔術を使わず、素の力だけで写真を撮ったらどんな写真になるのだろう?という疑問は当然抱かれることになると思われます。
野球の投手でたとえるならば、変幻自在の多彩な変化球を武器としている投手のストレートは、はたして一級品のストレートなのだろうか?といった感じの疑問、というよりもむしろ懸念が実はそこにはありました。
というのも今回の写真展に集められた写真は、彼がその魔術を一切使わずに自然の一瞬をそのままに切り取ったものと聞いていたからでした。
やや不安でドキドキしながら会場を回って行ったのですが、そんなものは取り越し苦労にすぎなかったことは鑑賞開始後すぐに分かってしまいました。

ご覧下さい、このインスタ映え間違いなしの奇跡のような写真を。
会場には幸運にも撮影の助手を務められていた娘さんもご来場されていて、撮影時の裏話もいろいろと教えてもらえる機会を得ました。
彼女によると今回の写真展の写真は、緑川氏がただひたすらに場所と構図を選び抜き、一瞬しかないシャッターチャンスを根気強く待ち続け、その過程の全てに最大の武器ともいえる魔術的テクニックをあえて封印した結果の作品群とのことでした・・・
いつもオシャレなファッションを着こなしている彼は、はたして脱いでもスゴイのだろうか?
今回の企画は、そんな疑問に明快に答えてくれる、ある意味では緑川洋一氏のヌード写真展といっても個人的には過言ではありませんでした。
今後ともよろしくお願いします。

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