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ハードボイルドな日々

2013年06月30日

やっぱりそうでしたか・・・
最先端テクノロジーの象徴のようなハイブリッドカーに代表される『ハイブリッド』の語源をご存知でしょうか?
その語源は、イノシシとブタの雑種であるイノブタに由来するとか。
ゴルフでホールインワンより難しいとされるアルバトロスの意味がアホウドリというのも「え?」という感じですが、ハイテクの申し子ともいえるハイブリッドの正体がイノブタだったと知ると、ちょっとガッカリという人も多いのではないかと思います。
後出しじゃんけんのようで恐縮なのですが、実は前々からハイブリッドは怪しいと思っていました。特に「ブリッ」の辺りが妙にうさん臭かったですね。おそらくはその出自を秘密にしておきたかったのでしょうが、「頭隠して尻隠さず」とはまさにこのことです。
このようにカッコよさげなカタカナ語で、その語源とギャップがあるものの代表格は、『ハードボイルド』ではないかと思います。この語源は固ゆで卵、早い話が普通のゆで卵です。
何でそうなるの?と最初に使い始めた人に生卵でもぶつけたい気もしますが、あれはたしかハードボイルドに憧れていた高校生の頃でした。

当時ぼくはN君という悪友と、周囲の人たちに対して2人の間だけでのあだ名をつけ、陰でそれを使い楽しむという暗い青春を送っていました。
ある日、ラグビー部に所属するK君についてもあだ名をつけることになり、2人でさんざん話し合った結果、
「ちょっと乞食っぽい」
というところで意見が一致しました。
しかし「乞食」とか「ホームレス」だと、ぼくらがそう呼んでいるところを彼に聞かれたら大ピンチになってしまいます。
何しろ彼はラグビーをやっていますから、2対1でも勝てる自信がありません。
バレないようにしようということで、英語で乞食を意味するbeggarから彼を「ベガー」と呼ぶことになりました。
「ベガーのやつがさ・・・」
なんてよく使っていたのですが、あまりにも日常的になりすぎてしまい、ある時本人に向かって、
「ベガー」
とうっかり呼んでしまいました。
「ん?何だそれは?」
と聞き返され一瞬あせりましたが、どうやら意味は分かっていないようです。
彼の英語力に感謝しつつ、
「いや、Kって彫り深いし外人ぽいから、なんかベガーって感じかなって」
「何だそりゃ?」
「似合うと思うけどな、よっ!ベガー!」
「何だよ、それ」
とか言いながらも、彼もまんざらでもないという感じでした。
よかった、Kが単純で・・・と胸をなで下ろし、その場は無事に終わりました。
しかしその数日後、彼につかまってしまいました。
「おい、ベガーって乞食って意味じゃねーか」
予想はしていましたが、バレてしまったようです。
まさに絶体絶命。
おそらく無罪請負人・弘中惇一郎弁護士をもってしても、この状況で無罪を勝ち取れるとは思えません。しかしそれでもささやかな抵抗はしておこうと考え、一か八か、
「いや、乞食といっても・・・フランスの乞食なんだ」
と言ってみました。
「はあ?」
「フランスの乞食。段ボールなんかも、ボンジュールのように発音しちゃう。とってもお洒落な乞食」
「そっか、乞食でもフランスの乞食か・・・」
え?
まさかラグビーだけに、奇跡のノーサイド?
と一瞬希望を持ったのも束の間、
「って、納得するわけねえだろ!」
とズタボロにされました。
その後、ストリートファイターIIというゲームが大流行し、その最終ボスの名がベガであり、ゲームでやられるたびにこの時のことを思い出していました。
今後ともよろしくお願いします。

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