岡山県倉敷市阿知1-8-10 武部不動産ビル2F 倉敷 駅のほとりの心療内科 まくらぎクリニック

クリニックブログ

あたま

2016年04月28日

久しぶりに吉野家を訪れる機会があり、今さらですが「アタマの大盛 (特盛)」というメニューがあることを知ってしまいました。
ご存知ない方のために一応説明しておくと、単なる大盛 (特盛)だとご飯も具も両方とも量が増えるのに対し、アタマの場合はご飯はそのままで具だけを増量することができるそうです。
それでぼくが思い出したのは、岡山市内にある某焼肉店のことでした。
そこは右翼系の元政治家の一族が経営している焼肉店で、裏社会のいろんな利権をフル活用し、岡山県内のイイ肉が闇から流れてきているともっぱらの噂の、いわゆるイワクつきの店です。
よって肉のクオリティはかなり期待できるのですが・・・店の人のクオリティはかなりヤバいことになっているようで、ひとたび怒りを買うと大変なことになってしまうと一部の事情通の間では恐れられています。
どんないきさつでトラブルになったのか詳細は不明ですが、店主を怒らせてしまったあるお客は車のボンネットに牛の頭部を置かれていたことがあったとか・・・
そんなわけで吉野家にてアタマの大盛を注文してはみたものの、ビッグサイズの牛の頭部がデーンと盛られた牛丼が登場したらどうしよう?と少し心配していましたが、普通に具の多い牛丼が注文したのでホッとしました。
そういえば、そのデンジャラスな焼肉店に後輩と行った時は、なかなかの恐怖体験でした。
なお後輩はその店に行ったことはなく、彼からは事前にホルモンが好きと聞いていたので、その店はホルモンはあまり充実していないけど、ロースやハラミなどの赤身はなかなかのものだよと説明しておきました。
さて店に入り席に着くと、すぐに店員さんが注文を取りに来てくれたので、その後輩が注文し始めたのですが・・・
なんと彼は店のメニューも見ないで、思いつくままオーダーをし始めたので驚いてしまいました。
おそらくそれは彼が好きなホルモンの部位と思われましたが、普段あまりホルモンを食べないぼくには馴染みの薄いマニアックな名前ばかりでした。
当然ホルモンに弱いその店にはない部位のオンパレードだったので、
「ありません」
と店員さんは繰り返さねばならない羽目になっていました。
それからしばらくはそのヒヤヒヤもんのラリーが続いた後で、
「メニュー見て注文してもらえませんか?」
とややキレ気味の店員さんからついに指摘されてしまいました。
たしかにもっともな意見で返す言葉もありませんでしたが、その後に後輩の口から飛び出したのは
「じゃ、生レバー下さい」
というあまりにも衝撃的な注文でした。
もちろんこれは生レバーが禁止になって以降の話で、生レバーに関してはこの店どうこうの次元ではなく、全国共通で頼めないメニューになっているというのにもかかわらず、です。
「あるわけないでしょう」
もはや店員さんは完全にブチキレていましたが、当の本人はそんな気配なんてどこ吹く風といった感じで
「へえ~ぼくがよく行く店では出してくれますけどね、サービス悪いな」
とぼやきながらフンと鼻を鳴らしていました。
この時ぼくは頭から牛の生首を思いっきりかぶせられ、ミノタウロスみたいな姿になってしまっても仕方ないと完全に覚悟を決めていました。結果的にはそのような仕打ちを受けることはありませんでしたが、店にいる間はずっと生きた心地がしませんでした。
というわけで今回のテーマは、困った後輩には気を付けよう!です。
ではこのような困った後輩はどうやって見抜けばよいのか?ですが、大体こういう人たちは声が異常に大きいように思います。別の表現をするなら、状況により声のボリュームを調整できない人たちといった方がより適切かもしれません。
この後輩も店中に聞こえるような大きな声で、
「小野先生」
「倉敷」
「まくらぎクリニック」
など個人情報を嫌がらせのように連呼していたので、
「テメー、クリニックの入口に牛の生首置かれたらどうすんだよ!」
とぼくはもう気が気ではありませんでした。
ちなみに倉敷には、屋根にビクター犬がいっぱいの倉敷山陽堂アンティークモールという隠れた観光スポットがありますが、牛の生首がいっぱいの新観光スポットになるのはまっぴらごめんです。
今後ともよろしくお願いします。

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