岡山県倉敷市阿知1-8-10 武部不動産ビル2F 倉敷 駅のほとりの心療内科 まくらぎクリニック

クリニックブログ

どうでもいい話

2013年09月16日

大学時代の友人であるU君は、とても真面目な人でした。
ある日の授業中、ついつい寝てしまっていたところ、教室中に響き渡る笑い声で目を覚ましました。めったにないほどの爆笑でクラス中がつつまれていたので、となりで笑っていたU君に一体何があったのか訊いてみると、
「何かよく分からないんだけど、みんなが笑っているから」
・・・彼はそう答えると、再び笑い続けました。
2020年のオリンピックが東京に決まり、世間は大賑わいとのこと。
それを知って、久しぶりにU君のことを思い出しました。

ところで、夜のパン屋に行ったことがあるでしょうか?
ぼくもたまに訪れますが、目的としては翌朝のパンの購入です。
周囲でリサーチしても、夜にパンを買う人の大半は朝食用です。
しかし、
「○△パン、焼き上がりました~!」
というアナウンスとともに出来たてのパンが登場しようものなら、
「われさき!」
と言わんばかりに目の色を変え、鼻息も荒く、そのパンのところに押しよせる人が少なくありません。ただ、食べるのが明朝なら、焼きたてもへったくれもないように思います。
なお、ぼくは遠足のおやつを早くから買ってしまうと、当日までに食べちゃう派でした。
そんなわけで、夜に焼きたてのパンを買ってしまうと、朝までガマンする自信がないので手を出しません。
東京でのオリンピックを観戦するにしても、個人的にはどうせテレビで観るだけです。海外での開催と何か違うのかな?と考えてみると・・・、
くだらないタレントの出演が東京ではやたらと増えそうで思いやられます。
ダメじゃん、東京・・・ぼくには、東京開催のメリットがよく分かりません。
その東京が日本の首都であることが、実はどこにも明記されてないことを知ってましたか?
この世の中、実は分かっていないことがとても多いのです。
飛行機が飛ぶ原理も、完全には解明されていません。
そして、たとえばうつ病の起こるメカニズムとされる説も、あくまでも仮説の段階です。
ということはもちろん、うつ病の治療に使われる抗うつ薬という薬も、実はよく分かっていないということです。
抗うつ薬は元気が出そうなイメージかもしれませんが、元気な人が飲んでもさらに元気になったりはしません。せいぜい、副作用が出るぐらいです。
元気な人がより元気になるための仕組みと、元気でない人が元気になるための仕組みというのは、おそらく違うのです。
というわけで、
「東京での五輪開催は、日本国民に元気と明るさをもたらす」
なんて意見もあるため、仕事が減ることを心配してこんなことを書いてるわけではないのでご安心下さい。
東京オリンピックで元気になるのは、多分もとから元気な人です。
本当に元気のない人はオリンピックを観る気力もないし、きっと観てもあまり変わらないと思います。そんな人のために、できること。
今後ともよろしくお願いします。

 

一覧へもどる

MENU

クリニック概要

まくらぎクリニック外観

まくらぎクリニック

〒710-0055
岡山県倉敷市阿知1-8-10
武部不動産ビル2F
TEL:086-441-5020
FAX:086-441-5021
※予約制

臨時休診日などはこちら

月別アーカイブ