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面接

2025年02月25日

本日は国公立大学の入学試験の日でした。
今でこそ医学部入試では面接が当たり前となっていますが、ぼくが受験した当時は前期日程は筆記試験のみで、後期日程が小論文と面接だったと記憶しています。
こんな話をするとこちらをじっと見て、
「もちろん前期で合格したんですよね?」
と確認されると、たしかにそのとおりなのですが、なんとなくぱっと見を否定されたようで、思わずガンでも飛ばしたくなるのは空気の読みすぎでしょうか?
さて医学部で前期でも面接が必須になったのがいつ頃なのか、ターニングポイントは不明ですが、個人的には祖父母の呼称がおじいちゃん・おばあちゃんから、じいじ・ばあばが主流になってきた時期も同様に分岐点が気になるところです。
幸か不幸か、きっとおそらく幸いにも人生自体で、面接を受ける立場に置かれることはほとんどなく、たぶん今後ももうないものと信じています。
そんなわけで、昨年に新しい従業員の方の採用にあたり、面接をする立場になったのですが、まともな面接を受ける前にする側に回ってしまい、こっちの方が受けた人たちよりも実は緊張していたかもしれません。
なお以前に大学病院に勤務していた時に、医学部入試の面接を担当していた上級医と話していたところ、
「発達障害ぽいのがいたらチェックしてますよ」
なる衝撃的な発言を耳にしてしまいました。
というのも、その科は発達障害の診療を主にやっている科であったので、そのダブスタ (ダブルスタンダード=基準を使い分けること、今回の例では診療の際にはやさしく、面接する場合は厳しくなど)ぶりがちょっとした衝撃でした。
その後、友人の娘さんが医学系の科の大学入試を受ける際に面接があるということで、ポイントをたずねられたのですが、当時の自分には面接は受けるのもやるのもどちらも経験がなかったため、前述の話をして発達障害はチェックされるらしい、ということを伝えておきました。
それからしばらく経って、彼女は無事に合格したらしく、
「おかげさまで合格しました!ありがとうございました。発達障害ぽいとよくないと注意してもらったおかげで、ネットで調べたら発達障害の方は視線が合いにくいとあったので、常に面接官の目を見ているよう心掛けました」
とお礼を言われたのですが、あんまり眼力がありすぎでも、日本人には圧になってしまい、なんだったら眼光鋭すぎてガン飛ばしてるように見えなくもなく、正直なところ自分だったらマイナス評価かも?という気もしたたものの、終わりよければ全てよし、ということで余計なことは述べずに祝福しておいた次第です。
今後ともよろしくお願いします。

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