当院では開院当初から待合にウォーターサーバーを設置しているのですが、長年使ってきていたものが水が出なくなってしまいました。
というわけでメーカーに問い合わせてみたところ、故障の可能性が極めて高いとのことで、当院のウォーターサーバーはもう廃番のモデルのため修理はおろか新品への交換も不可能で、その場合は現行の契約をいったん終了し、新たにウォーターサーバーと水の契約をする必要があるとのことでした。
すると、ある問題が浮上してくることになります。
最初の契約時は水を選択することができたので、富士山の水をずっと注文してきていたのですが、ある時から制度変更がなされ、地域ごとに水が決まり選べないようになってしまったのでした。
ただ、例外的に制度変更前からの顧客は指定地域外の水も選び続けることができたのですが、新規での契約となるとその特権がなくなるらしく 、できればそれは避けたいと思いました。
では、とりあえず新規での契約に踏み切るかどうかの決断をするまで2日間の猶予をもらい、どうしたかというと、、、
生成AIに相談してみた結果、なんとウォーターサーバーが復活したではありませんか!
正直なところダメ元で、まさかメーカーのサポートの見解を覆せるとは期待していなかったので、改めて産業革命以来の発明とも評されるその驚異的な実力をまざまざと実感せざるをえませんでした。
そんなわけで期限になるとメーカーから電話がかかってきたのですが、そこでは意外な提案をもちかけられました。
長く契約しているご褒美なのかどうかは不明ですが、今回のタイミングで新しく契約するのであれば、特別に富士山の水を引き続け選ぶことができるのだとか。
しかし肝心のウォーターサーバーは直ってしまっていたので、幸か不幸か、せっかくの申し出を受ける必要性がなく、また少しはメーカーの鼻を明かしてやりたいという功名心もあり、
「大変にありがたいお話なんですが、実はウォーターサーバーが直ったんですよ」
と意気揚々に伝えると、担当者は相当に驚いた反応でした。
「え!?もう直りそうにはないとの判断だったのですが、どのようにして直ったのでしょうか?」
少しいぶかしげな雰囲気で訊かれたので、
「AIの力を借りました」
とドヤ顔で答えたところ、急に相手の様子が変わり、
「え!?それは、、、当社の規定にないことですので、少しお待ち下さい」
と言って保留にされ、予想とは違う展開に話が転がったことに危機感を覚えつつ、固唾を飲みながら再開を待っていると、
「お待たせしました、残念ながら当社の規定にはないことをされたので、今後の契約はいたしかねます」
と、富士山の水の特別待遇から出禁へと、まさかの転落となってしまいました。
しかしAIの知恵を借りて行ったことは特殊な改造などではなく、あくまでも説明書に載っている範囲での操作であり、それを説明するとどうにか今後の契約は継続できることにはなりホッと一安心でした。
ただ、今回はなんとか乗り切ったとはいえ、おそらく近い将来ウォーターサーバーは寿命を迎え、その際には富士山の水を継続できるとは限らないとなると、このタイミングで新しいモデルに交換するのもありかな、と迷いが生じていました。
そこで本音をそのまま伝え、直ったばかりのため1週間ほど様子を見させてほしいと頼んでみると、すんなり認めてもらえたので経過観察をさせてもらうことになったのでした。
で、その結果ですが、程なくして再びウォーターサーバーは不調となり、前回にAIが教えてくれたのと同じやり方を繰り返すと復活はしたものの、このままいってもジリ貧であることは明白で覚悟を決めることにしました。
なお交換する前の最後には全盛期並みの勢いを取り戻し、まさに絶好調です!と言わんばかりの復活ぶりでしたが、涙を飲んで新しい契約をすることに決めた次第です、、、
もちろんAIに相談した上で。
今後ともよろしくお願いします。
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ウォーターサーバー事件
2026年03月30日