前回のブログで (「言い訳」)、11月に引越しをしたと書きましたが、実は同じマンション内での転居で、しかも階下への移動でした。
この点について、今回の引越しで関わった何人かの人からは、
「同じマンションでの引越しですか・・・」
「上じゃなくて下なんですね、、、」
といった感想を耳にして、
「なんで？」
という魂の叫びみたいなものはなんとなく伝わってきたのですが、自分で考えるべきポイントかなと判断し、あえてそこはスルーして突き放した次第です。
まっ分譲賃貸から、分譲オーナーに昇進しただけなんですけどね。
と発表されてもよく分からない、という人のために簡単に説明しておくと、分譲マンションの一室を手に入れれば分譲オーナーですが、そのオーナーが自分の物件を賃貸用に貸し出した部屋が分譲賃貸になります。
ただ引越しの料金は、近距離の場合 (10km以内など)は定額となっていて、マンション内の移動でも養生用の物品やら人が乗ってくるためにトラックは必要とのことで、なんだか損をしたような気がしないわけではありません。
ところで、このたびの引越しでは有名なA社やS社ではなく、正直なところ初めて知った、H社に任せることになったのですが、それも同じマンション内での転居だからでした。
一般的な引越しの場合、すなわち別の場所に移動する際は、①荷造り→②搬出 (トラックへ)→ (翌日以降)→③搬入 (新居へ)→④荷ほどき、という流れしかないと思いますが、同じマンション内の転居では、①荷造り→②搬出＆搬入 (新居へ)→③荷ほどき、という工程となり、2日に分けてだと①→ (翌日)→②→③と、①→②→ (翌日)→③という2パターンが存在します。
個人的には後者のパターンを希望していて、初日に荷造りと搬出＆搬入までを終わらせたかったのですが、A社やS社は前者の初日は荷造りのみの選択肢しかなかったのに対し、H社は後者で対応してくれるとのことだったので、実際には業者選びはほぼ即決でした。
ちなみに初めて知ったのですが、引越し作業の中では、荷造り・荷ほどき、搬出＆搬入、さらに家電関係の工事など、いくつかの部門が存在しますが、それぞれは全くの別部隊で、チーム感はほぼありません (なお引越し業者の本隊は、搬出＆搬入部隊です)。
おそらくそのためA社やS社では、荷造り→搬出＆搬入→荷ほどきと、部隊の混在をなるべく避け、チームごとに区切る目的で融通が利かない印象でしたが、H社は両者ほどの大手ではない分の小回りの良さを生かして、荷造りと搬出＆搬入を同時に行うという荒技で、こちらのリクエストに応えてくれました。
しかし引越し初日当日は、荷造り部隊、搬出部隊が部屋の中に混在しており、おそらく普段からの連携はないため、お互いに誰が誰かは認識できておらず、きっと泥棒部隊がそこに混じっていても誰も気付かなかったと思われます。
幸い今のところ引越し後に見当たらない物はドライバーのセットくらいですが、きっと買い直したらひょっこり出てくるんだろうな～とまだ購入は躊躇しているところです。
今後ともよろしくお願いします。