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クリニックブログ

数え年

2021年11月30日

前回のブログで(「後日談」)、オリンピックの開催は4年ごとに1回、すなわち3年おきに1回、あとついでに数え年だと5年に1回であることを書いたのですが、「ごと」と「おき」に関しては短い間隔、たとえば「10分ごと」と「10分おき」はほぼ同じ意味で使われるも一方で、ある一定の時間よりも長くなると、具体的には「1ヶ月ごと」と「1ヶ月おき」では両者に差が生じてきます。
なお、その「ごと」と「おき」の意味が変わってくるのは、「1日」を境界にしているという説があり、たしかに「23時間59分59秒ごと」と「23時間59分59秒おき」は同じような気がしますが、「1日」=「24時間ごと」と「24時間おき」だと、まるで異なる印象です。
さて、お恥ずかしながら年齢を訊かれると、ある年齢までは即答できていたのですが、ある年齢を境にすぐには分からなくなってしまいました。
その境界の年齢が本厄に当たる41歳で、本厄は42歳と完全に思い込んでいたのが、満年齢ではなく数え年のため満年齢だと41歳の年であり、以降混乱を来たすようになって修正できないまま、現在に至るという感じです。
はっきり言って、このこと自体が最大の厄災で、41は個人的にはむしろラッキーナンバーだったこともあり(「邂逅」「ラッキーナンバー」)、恨み辛みの矛先が、以前から一周忌の翌年が三回忌というのが違和感でしかなかった、数え年というシステムに向いていったのは、ある意味では当然の成り行きだったかもしれません。
有名どころでは長野県の善光寺の御開帳や、諏訪大社の御柱祭 (おんばしらさい)も、現代の一般的な数え方ではどう考えても6年に1回なのですが、数え年の伝統で7年に1回と頑なに喧伝し続けています。
ちなみに本来であれば善光寺の御開帳は前が2015年で今年2021年の予定だったのが、新型コロナの影響で来年に延期となりました。
そして諏訪大社の御柱祭は前が2016年で来年に予定どおり開催されるため、来たる2022年は善光寺の御開帳と諏訪大社の御柱祭が、奇しくも同じ年に重なって開催されることになります。
ただ私的には、同時開催などよりも、善光寺の御開帳が晴れて名実ともに7年に1回の開催となったことに、溜飲が下がる思いがしました。
今後ともよろしくお願いします。

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