囲碁の世界で韓国に渡り活躍している仲邑菫 (なかむら すみれ)さんという女流棋士がいますが、珍しい「なかむら」だな~と思い調べてみたところ、「邑」という漢字は結局はルーツとしては「村」と同じような意味のようです。
個人的には「巴 (ともえ)」の部分がヘビの象形文字であることから、「邑」という漢字はなんだかヘビっぽいな~という印象でしたが、そんな意味は全くないことをこのたび学びました。
ちなみに前回のブログでは、岡山県瀬戸内市にある備前長船刀剣博物館のことを書いたのですが、瀬戸内市は平成の大合併で邑久 (おく)町・牛窓町・長船町の3つが合併してできた市であり、旧・邑久町にもその漢字が使われていたものでした。
基本的に人生で生活してきたのはずっと市だったので、いちおう市民一筋になるのですが、一度だけ村民、いわゆる村人になりかけたことがあります。
それは鳥取県米子市に住んでいた時のことで、引越しを検討した際に隣接する日吉津村 (ひえづそん)も候補に入れ、人生で一回くらい村人になるのも悪くないな~、なんだったら村長に名乗りを上げるのもやぶさかではない、などの野望すら抱いたものでした。
ただ最終的には断念せざるをえなかったのですが、その理由は日吉津村には某製紙工場があり、物件はサンルームが設置されたものばかりで、それはつまり大気汚染がシャレにならないレベルであることを意味しており、村に住んでいるのに外で深呼吸できないなんてイヤすぎる!と熟慮した結果です。
ところで先日、岡山市の「うさぎや」と「かめや」という奇跡のイソップエリアの近くにある、とある村を訪れたのですが、そこのトイレでちょっとした感動をしてしまったのでご報告しておきます。
この村のトイレで立ってやった日には、、、
村八分=ハブられることは不可避な気がしますが、やはり邑はヘビっぽいという仮説は間違っていなかったようです。
今後ともよろしくお願いします。
