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リモコンキー解決法

2024年07月31日

今月のはじめに、人生で初めて車のリモコンキーの電池が切れ、全く反応しなくなってしまいました。
しかもよりによって時は当院の休診日である水曜日の真っ昼間、すなわちディーラーは休みの日で、さらに場所はお気に入りのラーメン屋で食べて出た後のことでした。
いざという時のためリモコンキーの中にリアルなキーが入っているというのは、なんとなく都市伝説のように耳にしたことがあります。
が、幸いにもその出番が必要になったことは過去になく、また前述のとおりディーラーは休みだったので、リモコンキーからのキーの取り出し方、さらにはその先の解決手順について、ネットで検索して調べてみました。
そして大体の要領を把握したところで、リモコンキーのケースを外してキーを取り出すと、後はそれを助手席のドアの鍵穴にさしてドアを開け、運転席に回ってエンジンをかければ問題解決、のはずだったのですが・・・
まずキーで助手席のドアを開けた途端に、けたたましい大音量で
キュイーン、キュイーン
と車が騒ぎ出したのは想定外の驚きでした。
当然、周囲を行き交う人たちの注目を集め、またラーメン屋からもお店の人が外に出てきましたが、そうなっても仕方ないくらいの近所迷惑&営業妨害級の大アラーム音だったと思います。
そこで、大至急で運転席に回るも、なんとドアが開かずに立ち尽くすしかなく、つまり音が鳴り止まない状況でしたが、通行人やラーメン屋の人には、リモコンキーがきかなくなったため対処していたら大騒音が発生しただけで、決して白昼堂々の車泥棒ではないことは分かってもらえたのでは?とよい方に解釈しておくことにしました。
それからしばらくすると音が止まったので、一定の時間が経過すれば音は止まる仕組みになっているようでした。
ひとまず安堵して仕切り直し、再び先ほどよりも詳しくネットの説明を読み直すと、運転席のドアを開けるには助手席側から解錠する必要があるとのこと。
そんなわけで、また同じ要領で助手席の鍵を開けると、再び空襲警報のようなアラームが鳴り始めたので、慌てて助手席側から鍵を開け、運転席に回るとドアが開いたのでやれやれと一安心し、シートに座ってエンジンをかけようとしましたが、なんとエンジンが反応しません。
すなわち車は相変わらずの凄まじいギャン泣き状態でした。
それからまたしばらくすると音が止まったので、気を取り直してもう一度ネットの説明を確認したところ、キーはただ持っているだけではエンジンはかからず、カップホルダーの底部に鍵のマークがあり、そこにキーを置いた状態でエンジンをかける必要があると書いてありました。
というわけで三たび助手席からのアプローチを開始すると、またまた車が騒ぎ出しましたが、ほとんど気分は騒音おじさんもしくは騒音柱といった感じで、これだけの大アラーム音にもかかわらず、自分が少しずつ慣れてきていたのは正直、驚くべきことでした。
つまり最初に比べるとそこまで焦ることもなく中から運転席のロックを解除し、運転席に回ってドアを開けてシートに座り、指定された場所にキーを置くとついにエンジンがかかって、ようやく大騒音を止めることができたので、とりあえずホッとしました。
以上の体験が、たとえ車種は違ってやり方は多少異なっても、今後リモコンキーの電池が切れた人の参考に少しでもなれば、こんなに嬉しいことはありません。
なお、非常に苦労したこの大音量エピソードも、年のせいかすっかり記憶から遠のきつつあったのですが、現在パリで開催中のオリンピックで女子52kg級の試合を見たことにより、急にフラッシュバックしてきた次第です。
今後ともよろしくお願いします。

P.S. ブログを書くにあたり、リモコンキーの電池が切れた時の対処法を改めて調べていたところ、助手席のドアを開けた後で発生するアラームを止めるには、助手席側から運転席のロックを解除して運転席に回り、わざわざシートに座ってエンジンをかけなくても、助手席側からカップホルダーの底にキーを置いてスタートノブを回せばいい (要はブレーキを踏んでエンジンをかける必要はない)ことを初めて知り、上記の対処法は決して間違いではありませんが、スマートな対処法ではないため前言撤回で、参考にはしないでもらえると幸いです。

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