年末になってきました。
帰省する人も多いと思いますが、いろんな交通手段がある中で、新幹線や飛行機、はたまたマイカーでのドライブなどに比べると、寝台特急は一際旅情があふれているような気がします。
ぼくも東京から夜遅くに岡山に帰ってくる際に、サンライズ(出雲、瀬戸)を利用したことがありますが、列車の心地よい震動に揺られながら眠れて、おまけに長距離を移動できてるなんて実に一石二鳥で大好きです。
ただ以前にサンライズで個室を使っていた時、非常通報ボタンを誤って押してしまいました。
しまった、これで乗務員さんが慌てて来てくれたら申し訳ないな~と思いながら待っていると・・・
結局誰も登場しなかったので申し訳ない気持ちは救われたのですが、それはそれで誰も来ないなんて、本当に非常事態だったらどうするの!?と逆に腹立たしくなったことを今も覚えています。
それはともかく本日のことですが、カップで飲み物が出てくる自販機に行くと、コーヒーがミル挽きたてと書いてあったので、迷うことなくそれを選ぶことにしました。
お金を投入しコーヒーを選ぶと30秒のカウントダウンが始まり、出来上がるのをボーっと待っていましたが、ミルの音が全く聞こえなかったのは超静音ミルを使用していたからに違いありません。
そしてふと、ある重大なことに気が付きました。
ぼくはコーヒーを別の場所まで持っていきたかったのですが、カップなので蓋がないと場合によってはコーヒーがこぼれてしまう危険があります。
というわけで改めて自販機を見ると、「ふたが必要な方は最初に押して下さい」というボタンを発見し、急いでそのボタンを押してみましたが、バリヤーが張ってあるかのごとき硬さでびくともせず、もはや万事休すで蓋のない状況は不可避のようでした。
そうこうしているとカウントダウンが終わりコーヒーが完成したのですが、カップを取り出し中を見たところ、なっなんと・・・
カップの約半分までしかコーヒーは入っておらず、これなら蓋がなくてもこぼれる心配はなさそうだったのでホッとした反面、なんだか納得しがたい気分になってしまいました。
しかし、たしかにカップの中を見た途端にドン引きしてしまったので、まさに”見る、引きたて”であり看板に偽りなしでした。
今後ともよろしくお願いします。
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心配の行方
2018年12月26日