岡山県倉敷市阿知1-8-10 武部不動産ビル2F 倉敷 駅のほとりの心療内科 まくらぎクリニック

クリニックブログ

それっているの?

2014年08月08日

先日、友人と外食に行った時のことです。
『本日は予約で満席となりました』
と書かれたサインボードが店頭に出ていて、あきらめて帰ろうとしかけたところ・・・
「おふたり様ですか?」
と背後から声をかけられました。
振り向くと声の主は若い女性の店員さんで、何となく入れてくれそうな雰囲気でした。というか、これはもう教科書にも載っている、入れてくれる時の典型的なパターンに間違いなく、
「ふたり、ですけど」
と返答しながら、期待のボルテージは秘かに最高潮へと達し、正直なところ顔も少しにやけていたと思います。
ところが、
「あいにく本日は予約で満席です」
とあっさりと却下されてしまいました。
おっとっと。
あの、もうすでに心のクラッカー鳴らしちゃった後なんですけど・・・
そりゃたしかに「入れてあげる♡」と約束してくれたわけではありませんが、四捨五入したら入れてくれる感じだったじゃないですか・・・
だったら、
「おふたり様ですか?」
となぜに訊いたの?
それっていらなかったよね、と今でも思います。

この間、家電量販店のテレビのコーナーに行った時のことです。
『2Kテレビ』という見慣れぬ文字が、やたらと目に入ってきました。大コケした3Dテレビの後に高画質を売りにした4Kテレビが登場しましたが、まだまだ一般に普及しているとはとても言えない状況です。実は解像度は2K≒フルハイビジョンで、4Kはこれらの4倍の解像度になります。要は以前からのフルハイビジョンを2Kと呼んでビジネスチャンスを夢見ているようですが・・・
残念ながら、4Kテレビをあきらめて妥協した感がより強く出てしまっているので、従来のフルハイビジョンと呼んだ方がまだましだと思います。また、2Kだから4Kの半分の解像度かな?との誤解も招きやすく、後で1/4という事実を知った時のショックときたら・・・
やはり2Kテレビの名称は問題児であり、いらない子なのではないでしょうか?

それからこれは、某日某所での食事メニューです。
『(主食) ごはん、(おかず) ○○、(デザート) スイカ 1/32カット』
あえて声高に叫ぶのも大人げないですが、1/32カットって・・・
それっているの?
そんなロマンチックのかけらもない表現をされちゃうと、スイカ好きとしては切なくなってしまいます。
そうです、申し遅れましたがスイカ好きです。でも、この夏のスイカは、立秋も待たずにもう終わりました。
「ん?どーいうこと?」
という人のために説明するとなると・・・
スイカのことはスイカでたとえた方が、やっぱり分かりやすいように思います。
スイカは中心部が甘いので、切って上から食べていった時に本当に美味しいと言えるのは、半分ぐらいまでではないでしょうか?
つまり、目の前のスイカを心の底から堪能できる時間は意外と短いということです。それとまさに同じことが、ひと夏でスイカを堪能できる期間についても当てはまります。
ぼくにとってスイカの名産地は鳥取であり、鳥取産のスイカがスーパーの棚から消えた時がスイカの季節の終わりです。ちなみに岡山では、7月の末にはもうその姿を見ることができなくなります。スイカの収穫時期は日本列島をかけ上がっていくので、鳥取産のスイカを味わうことのできる時期はごく限られているからです。これまでにいろんな産地のスイカを食べましたが、鳥取産のスイカのシャリシャリ感は格別です。産地というのは中国での残念なニュースを出すまでもなく、かなり重要なことです。
たとえば日本で流通するバナナのほとんどはフィリピン産ですが、世界的にバナナの生産量1位はインドであり、ぼくはまだインド産のバナナを食べたことがありません。なので、ぼくのバナナに対しての感想はあくまでフィリピン産に限られたものであり、バナナ全体についてのものではありません。
ちなみにスイカも、北海道名産の高級品、「でんすけすいか」についてはまだ縁がなく、あまり大きなことは言えません。1/32カットでもよいので、いつかきっと食べてみたいと思っています。
今後ともよろしくお願いします。

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