今年の10月31日、すなわちハロウィンの日の夜、たまたま岡山駅にいたところ、コスプレした人々の群衆に遭遇し驚いてしまいました。
中にはナースのコスプレなど女装した男性も多くいたようで、祭りに乗じてまんまと性癖を発散した人も少なくないでしょう。
一方、岡山といえば昔から2月の第3土曜日に西大寺で開催される裸祭りが、日本三大奇祭の一つとしてわりと有名です。
コスプレとは対照的に男性の肉体美を堂々と鑑賞できる絶好の機会であり、これまた祭りに乗じてまんまと性癖を発散させている人は一定数存在していると思われます。
今でこそLGBTの方々に対する理解は浸透しつつありますが、昔は自身を女性と認識している人も、好きな対象が同性の男性である人も、女装癖があるだけの人も、なんでも一緒くたにして「オカマ」なんて乱暴に呼ばれていたものです。
そう考えると岡山は、女装癖がある人にはハロウィンが、好きな対象が男性である人には裸祭りがあるわけで、ちょっとした「オカマ」天国なのかもしれません。
というか、岡山=オカヤマって、「ヤ」を外せばそのまんまじゃないですか!
これぞまさにカマフラージュ!!
だてに桃が有名な県ではありません。
え!?それなら夏のうらじゃは、どんな人のための祭りなのかって?
いや、、、そんな祭りは地元ではとんと聞いたことがないですね。
そういえば夏にどこかテレビ番組のロケ隊を見かけた気がしますよ、たしかなんとかッテQという名前だったような気が・・・
ちなみにぼくも実は少し前に、倉敷の三井アウトレットパークの某スポーツメーカー店に行ったところ、なかなか気に入ったパーカーがあったのですが、ピタッとくるサイズのものが男性用にはありませんでした。
そこで女性用も試着させてもらうと女性用のLサイズがちょうど良く、人生で初めて女性用の服を買ってしまい、着ている時にはプチ女装気分を味わっていたりします。
それはともかく、先日は温泉に行ってきました。
そこは男湯と女湯に分かれているごく一般的な温泉だったのですが、男湯に入ると脱衣所には普通に職員のおばちゃんがウロチョロしていました。
一方、女湯に職員のオッサンがウロチョロしている事態などあるはずがなく、今年問題になった医学部入学試験の男女差別を問題にするのであれば、こっちの男女差別の方も問題にしなければ公平でないような気もしないでもありません・・・
さて、ここからがようやく本題です。
ぼくは温泉に来るといつも絶望的な気分になるのですが、部屋からスリッパで風呂まで来て帰りに自分のスリッパと再会できる確率の低いこと低いこと。
中には番号のついたクリップが2つ置いてあって、1つでスリッパをはさみ、もう1つは自分が中に持って入る、という工夫をしている温泉でも、出た時に同じ番号のクリップのついたスリッパが行方不明になっていることは日常茶飯事です。
温泉自体は極めて日本的な娯楽施設と思いますが、スリッパの異常な盗難リスクだけは治安の良さで有名な日本での出来事とはとても信じられません。
せっかく温泉に入り身も心もきれいになっても、その直後に履くのが他人のスリッパでは全てが台無しではないでしょうか?
というのも残っているスリッパなんて、誰のスリッパでもかまわない人が履いてきたスリッパなわけで、そんなガサツな人の足は臭いに決まっているため、たとえ足袋を履いていたとしてもほとんど無力に等しい気がするからです。
というわけで今年のカマワングランプリは・・・
温泉で風呂から帰る時に他人のスリッパでもかまわず履いて帰る、足の臭いの超きっついオッサンに決定しました!
商品は女性ホルモン1年分で、せめてそれをせっせと摂取して、少しでもオカマ化してきめ細やかな心配りができるようになってもらえたら幸いです。
今後ともよろしくお願いします。
クリニックブログ
カマ-1グランプリ
2018年11月29日