先日、風呂掃除のプロが配信している動画を見ていました。
動画の内容は、水アカの落とし方や道具の使い方など、とても実践的なものです。
そして最後に、視聴者からの質問コーナーがありました。
ところが、そこで次々と寄せられた質問は、動画の内容とはあまり関係のないものでした。
「こすらなくてもよい洗剤って、本当に汚れは落ちるんですか?」
同じような質問が何人も続きます。
プロの方は少し困ったような表情で、
「私は使ったことがないので、お答えできません」
と繰り返すしかありませんでした。
だんだん返事に困って涙目になっている様子が伝わってきて、見ているこちらまで気の毒になってしまいました。
しかし、このやり取りを見ていて一つ分かったことがあります。
これだけ同じ質問が集まるということは、多くの人が一度は「こすらない洗剤」を試し、「本当にこれでいいのかな」と感じているということです。
実はぼくも、風呂用だけでなく、キッチン用、トイレ用と、こすらなくてもよい洗剤を一通り使ってみていました。
正直な感想を言うと、風呂用は期待していたほどではありませんでした。
説明書どおりにこすらないで使っていると、徐々に着色が目立ってくるような気がして、「本当にこすらなくても大丈夫なの?」という疑念はいつも頭にありました。
一方で、その中で最も「これはいい」と感じたのはトイレ用でした。
ただし、その理由は洗浄力ではありません。
この商品は、便器全体を泡で覆うように使います。
そのため、一度に使う洗剤の量は通常のトイレ用洗剤よりかなり多くなり、結果として消臭成分もたっぷり行き渡るのでしょう。
個人的には、この商品は洗剤というより、むしろ消臭剤として評価しています。
もちろん、その代償として洗剤は驚くほど早くなくなりますが、、、
「ああ、なるほど」
そう考えた瞬間、少し複雑な気持ちになりました。
こちらは「こすらなくて済む洗剤」を買ったつもりでしたが、実際には洗剤をたっぷり使うことで高い消臭効果を得ていたわけです。
メーカーの作戦に、まんまと乗せられているのかもしれません。
それでも、次もたぶん買ってしまいます。
悔しいですが、それだけ消臭効果には満足しているということなのでしょう。
今後ともよろしお願いします。
クリニックブログ
「こすらない」の本当の価値
2026年06月26日