お恥ずかしながら、「すず」といえば「広瀬」より「千葉」の世代で、「コナン」についても「名探偵」より「未来少年」の方に思い入れがあります・・・
さてパリ・オリンピックの柔道で金メダルを取った阿部一二三選手の名前から、かつて自分が考案した、ある仮説のことを思い出してしまいました。
まずその前に基本的な情報として、「名探偵コナン」 (以下、「コナン」)の登場人物はミステリー作品における名探偵や作者に名前の由来があることが多く、主人公の江戸川コナンは江戸川 (乱歩)+コナン (・ドイル)、毛利小五郎はモーリ (ス・ルブラン) + (明智)小五郎、そして円谷光彦の円谷はよく分かりませんが、光彦はぼくも大好きな浅見光彦からなんだとか。
と、ここでまだ若いファンの人は、
「あれ、なんで金田一耕助にからんだ名前がないの?」
と疑問を抱くかもしれませんが、その理由は「コナン」が始まった時には、もうすでに「金田一少年の事件簿」 (以下、「金田一」)があったので、さすがにライバルに関係する名前は使えなかったのは当然のことでした。
ただ残念ながら若い世代の中には、かつて大人気ミステリーマンガとして「金田一」と「コナン」がしのぎを削っていた時代のことなど知らない人も多くなってきているくらい、現在では「コナン」の圧倒的な一人勝ち状態です。
ではこの両作品、一体どこでこんなに差がついてしまったのかというと、大学生だった1990年代後半は両作品とも連載で読んでいたものでしたが、明暗を分けたのはほぼ同時期に投入された新キャラクターの女の子だったのでは?とひそかに仮説を立てています。
ちなみにパリ・オリンピックにちなんでその2人を対決させると、「金田一」に新しく登場したのが”金田一 二三”という主人公のいとこ設定の少女で、残念ながら魅力のなさは反則級で、新種目ブレイキンで0点の選手がいたそうですが、この娘は0点どころか名前にちなんで-23点です。
一方、時を同じくして「コナン」にデビューしたのが灰原哀で、控えめに言っても格があまりにも違いすぎるための不戦勝でした。
ただ個人的には灰原哀よりも、岡山県出身の木彫作家で灰原愛さんというアーティストの方に思い入れがあるのが正直なところです・・・
今後ともよろしくお願いします。
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2024年08月29日