少し前のブログで冷蔵庫よりも冷凍庫派であることを書きましたが (「未来の冷蔵庫」)、世代分類ではアメリカだとX世代、日本だと団塊ジュニア世代 (「世代」)に該当するのに加えて、社会人になる頃は奇遇にも就職氷河期世代でした。
さて、以前から違和感を抱きっ放しなのですが、「生」という接頭語の取り扱いについて、そろそろ認識をアップデートした方がよい段階に突入している気がします。
ただの写真を「生写真」と呼ぶのは論外として (「生」)、最近見かける「生ドーナツ」も四捨五入するとごく普通のドーナツの範疇だし、あと岡山でも一度も冷凍していない肉を使っていることを「生」と表現して、前面に出している焼肉店がオープンしているので突撃してみました。
生の焼肉というのも妙だな~と思いつつ賞味してきたのですが、結論としては冷凍された高いクオリティの肉と、チルド=冷蔵 (=生)の残念なクオリティの肉を使った焼肉を比較すると、残念ながらというか当然というか、味については前者の方が余裕で上でした。
改めて現代の冷凍技術の素晴らしさに目を見張るとともに、「生」よりも「冷凍」の方に強くありがたみを感じる今日この頃です。
なお、お恥ずかしながら最近知ったのですが、アイスクリームは理論的にはきちんと冷凍管理できていればいつまででも食べられるということで、賞味期限が存在しないんだとか。
それから殺虫剤でも、殺虫成分を使わずに虫を急激に冷やすことにより退治する凍殺系のスプレーが出ていますが、ちょっとした雪女気分が味わえてお勧めです。
今後ともよろしくお願いします。
クリニックブログ
生⇔冷凍
2024年09月30日