「lllな」
と書いて、ill=イル、英語だと病気の~といった意味になりますが、ヒップホップ界隈の文脈では、ヤバいが肯定的に使われるのと同様、病的にイケているというポジティブな意味になるのだとか。
もはや全くついていけないです・・・
それはさておき、今年は辰年だからなのか、ドラゴンクエストIIIがリメイクされたそうですが、45周年ということでルパンIII世の「カリオストロの城」も劇場で公開されていたので、それを見てきました。
もっともドラクエとは違い、こちらはリメイクではなく、基本的には当時のまんまです。
カリオストロがリアルタイムで公開されていた当時は幼稚園くらいだったので、残念ながらその存在すら知らなかったのですが、中学生の頃に初めて見てからは数え切れないくらいリピートしているものの、大スクリーンで見るのは初めてのことでした。
正直、年によっては映画館に行かないこともあるくらいで、そんなに映画好きというわけでは全くないのですが、今年は6回も映画館に足を運びました。
もちろんカリオストロ以外は全て新作でしたが、映画鑑賞の途中に時計に目をやらなかったのはカリオストロだけでした。
そうです。
今回の件で改めて気付いてしまったのですが、どうも自分は映画館で映画を見ている際に、途中で時間を確認する癖があるらしく、それは逆に表現するとその映画に時計を見させるだけの隙があることを意味しています。
それくらいにカリオストロは冒頭から終盤まで一気に物語が進んでいき、身も心も鷲づかみにされて時計なんて見る余裕を与えてくれませんでした。
ただ物語の最後の舞台は、思いっきり時計塔だったのですが・・・
それはさておき、この映画の魅力の一つはヒロインであるクラリスであり、彼女がルパンを呼ぶ際の
「おじさま」
には憧れすら抱いてしまいます。
当然ぼくはおじさん世代で、おじさんと呼ばれるのは何の抵抗もないのですが、おっさん、さらには平仮名ではなく片仮名でオッサンと呼ばれるのは結構辛いです。
個人的にはおじさんはおばさんに比べて汚い、臭い、うっとうしい、と評判がかんばしくない印象なのですが、おじさんに対してはおばさん、おじさまに対してはおばさまがありますが、オッサンに相当する言葉は女性にはなく、オッサンにはその辺りの嫌悪感が色濃く反映されており、愛がないというか、救いが全くないような気がするのはぼくだけでしょうか?
この話を何人かの人にすると、
「女性は・・・おばはんですかね」
という男性の方に相当する言葉のない呼び方もありましたが、やはりオッサンとおばはんでは使用頻度が圧倒的に異なるというか、オッサンの方がより日常的に潜む凶器的な言葉だなと感じている今日この頃です。
ちなみにおじきはややイジられている感があるので、やはりおじさまがイルな表現で間違いありません。
今後ともよろしくお願いします。
クリニックブログ
中年男性の呼び方
2024年12月30日