先日、セブンイレブンの創業に尽力された方の訃報に接し、コンビニが私たちの生活をどれほど変えたのか、改めて考えさせられました。
最近は本屋が次々と姿を消していますが、その流れはコンビニにも及び、雑誌コーナーがどんどん小さくなっています、というか消滅しています。
それを見ていると、一つの時代が終わろうとしているようで、少し寂しい気持ちになってしまうのです。
ぼくが子どもの頃は、まだコンビニがありませんでした。
そのため、たとえば「週刊少年ジャンプ」を読めるのは学校が終わってからで、本屋へ走って買いに行くのが毎週の楽しみでした (ただ、とある理由で、小4の時だけは放課後を待たずにジャンプを読めていました、詳しくはブログ「距離が近すぎて」で)。
ところがコンビニが増えると、その文化に変化が訪れます。
夜中のうちに雑誌が店頭に並ぶようになり、学校へ行く前に最新号が読めるようになったのです。
「月曜日の朝が待ち遠しい」
そんな子どもが、自分だけではなく全国にたくさんいたのではないでしょうか。
コンビニは、単に買い物を便利にしただけではありません。
雑誌の読み方や、一週間の楽しみ方まで変えてしまったのです。
ところが、そのコンビニから今度は雑誌が姿を消そうとしています。
なお、この光景を見ていて、思い出したことがあるのですが、かつてレコードやカセットテープに代わって登場したCDは、長い間”最新”のメディアでした。
ところが今では、配信の普及によって、CDの方が先に存在感を失いつつあり、最近はCDを再生できる機器そのものを持たない若い世代も珍しくありません。
また近頃のパソコンは光学ドライブを搭載しない機種が当たり前になり、個人的には少しショックを受けています。
一方で、レコードやカセットテープは趣味の世界で再評価され、生き残っているのだから不思議なものです。
ちなみにパソコンも、スマートフォンやタブレットの普及によって、一時ほど身近な存在ではなくなり、以前ならパソコンを使わないとできなかったことが使わなくてもできてしまうため、今では一周回ってパソコンを使ったことがない若者が増えてきているんだとか。
新しいものが古いものを追い越したと思ったら、その新しいものが、さらに新しいものに追い越されていく。
技術の進歩とは、一直線ではないようです。
コンビニもまた、時代を変えた存在でした。
そして今、そのコンビニ自身が、新しい時代の変化の中にいます。
世代交代。
しかし現在開催中のFIFAワールドカップで、まだまだ現役バリバリのメッシのプレーには本当に驚嘆と感動しかありません。
今後ともよろしくお願いします。
クリニックブログ
コンビニが変えた文化-古くなるものとならないもの
2026年06月30日