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クリニックブログ

改めて敬意を表して

2022年07月29日

最近よく使われる「深掘り」という言葉ですが、少し前に書いたブログ「敬意を表して」について、
「先生がコロナをもう気にしてないことが分かりました」
との感想をいただく機会があり、そんなつもりは全くなかったので驚いてしまいました。
深掘りも場所や角度、そして掘り方などによっては、誤ったメッセージを受け取る可能性があり、程々にした方がよい気がしますが、奈良で起こったあの事件も、真犯人は実は彼ではなく、ゴルゴ13並の凄腕のスナイパー説なんて深掘りがあるのだとか。
もっとも、出所は窮地の奈良県警が必死で流しているフェイクニュース、というよりは現実逃避的な願望なのかもしれません。
ちなみに最近では、昔ながらの霊柩車(=宮型霊柩車)を目にする機会は、ほぼすっかり消滅しましたが、

これなども昨今の表現だと、エモいということになるのでしょうか?
昔は見かけると反射的に親指を隠したものでしたが、近頃だと映える!とばかりにすぐ写真を撮る若者の出現も懸念されるため、やはり昭和レトロの遺物として消えゆく運命は致し方ないのかもしれません。
なお霊柩車を運転して下さる人も、敬意を表さなくてはならない対象です。
病院でも患者さんが亡くなり連絡すると、業者がやって来て車でどこかへ運んでくれますが、遺体搬送中に後ろでガタっと音がしたら、自分なら想像するだけで恐ろしく、特に深夜ならそのまま運転を続ける自信がありません。
あと個人的には、服もリスペクトしています。
暇な時に運転中のドラム式洗濯機を眺めていると、洗い、すすぎ、脱水のあの工程を経ながらも、服が平然と生き残っていること自体が奇跡的で、自分に置き換えて想像すれば、洗い、すすぎはともかくとして、脱水から無事に生還する自信がないです。
ここでも深掘りすると、綿花で問題になった、中国は新疆(しんきょう)ウィグル自治区の強制労働よりも、その綿で生産された服の方が洗濯の際に過酷な目に遭っている可能性が高く、どんな状況でも耐え抜く服の忍耐力について、今一度再評価が必要な時かもしれません。
今後ともよろしくお願いします。

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