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クリニックブログ

とうとう達成!

2019年03月14日

素朴な疑問で恐縮なのですが、パン屋にて無料で供されるコーヒーってのは、どうしてどの店も揃いも揃ってあんなに不味いのでしょうか?
特におかやま工房!
アメリカに進出する余裕があるのなら、もう少しコーヒーの方も頑張ってほしいと願ってやみません。
無料のものに不満をぶつけるのもどうかとは思いますが、なにせ昨今のぼくは以前からブログで報告してきたとおり、浅見光彦シリーズにドハマりしているものですから(「1年の余韻」「エイプリルフールの約束」)、「氷雪の殺人」や「教室の亡霊」などコーヒーで毒殺される話があるため、変な味のコーヒーを飲むと過剰に反応しちゃうのです・・・
というわけで昨日3月13日は浅見光彦シリーズの生みの親、内田康夫先生の一周忌だったのですが、浅見光彦最後の事件「遺譜」をこの日ついに読了し、やっとこさ全116話を制覇することができました!
思えば2017年10月から読み始めたので約1年半かかったわけですが、その間はずっと浅見と一緒に時空間を超えた旅をしていたような本当に充実した時間でした。
なぜなら浅見光彦シリーズの魅力は突き詰めれば、
「時間と空間の距離を重ね合わせれば、そこに何かの因縁が見えてきそうな予感がする」
という「金沢殺人事件」(祥伝社文庫 p.165)のこの一文に凝縮されているような気がするからです。
またドラマは軟派に見えがちなので驚かれるかもしれませんが、原作は意外にも硬派で「正義」が重要なテーマとなっている話が数多くあります。
つまり勧善懲悪の分かり易い正義の味方など、もはやレッドリスト入りの絶滅危惧種であるこのご時世、実は浅見光彦は現代では稀有な正義の味方なのです。
ぼくはウルトラマンタロウの最終回が好きで、この回では主人公・東光太郎がタロウに変身せずに怪獣を倒して終わります。
外見はいたって普通で全くヒーローっぽくない浅見が、精神的に正義の味方然として活躍する姿は、まさにこのタロウの最終回みたいであり、だとすれば男惚れしてしまうのは当然の帰結でした。
なおウルトラマンタロウの主人公・東光太郎を演じた篠田三郎さんも、見たことはありませんがドラマでは浅見光彦役を演じたことがあるのだとか。
ここだけの話、この1年半は午前や午後の診療開始が少し遅れることが何度もあったのですが、今だから白状すると休憩時間に浅見を読んでいて、夢中になるあまり気付けば時間が過ぎていたことがしょっちゅうだったからで、その節については心よりお詫び申し上げます。
なので今後はそのようなことはないはずで安心してもらったらよいのですが・・・
しばらくは浅見ロスにより抜け殻のような状態のため、また別のかたちでご迷惑をおかけするかもしれません。
今後ともよろしくお願いします。

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