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ときめきの書

2019年06月22日

前回のブログで、アートの中では「写真」と「書」がよく分からないことをカミングアウトし、ひとまず写真についての私見を述べたので今回は書についてです。
ただ同じ理解できないアートというくくりでも、個人的には写真と書には大きな隔たりがあります。
写真に感動したことは何度もありますが、アートとして扱われることに違和感を抱いてしまうだけなのに対し、書に関しては心を打たれた体験はただの一度もなく、アート以前に根本的に全く理解に苦しむ対象なのです。
正直こんなに理解できないのは、こんまり嬢の「ときめき」の概念と双璧で、学校の必修科目に書道とこんまりメソッドがあったら、きっと単位が取れずに落第していたに違いありません。
そんな書でも例外的に、岡山県在住の輝風さんという極細字画アーティストの方の作品には、ときめいてしまいましたが・・・

彼の作品はこんなの感じの、極細字で絵を描いたり字を書いたりするという、かなりトリッキーなものであり、あえてジャンルを分類するなら書というよりは絵に近いですね。
(この輝風さんは作品をなんと筆と墨で書いているのですが、黒に比べると朱の墨は広がりやすいため、このダルマのように朱色を使っている作品は珍しいとのこと)
ちなみにこれまでに身の回りの人で最もときめいた字は、医師になって3年目で出会い、今でも師と仰いでやまないS先生の書体で決まりです。
ぼくはその書体の熱心なファンで、いつかワープロソフトでその書体を使うことを夢見ているのですが、その個性的な書体を少しだけ公開しておきます。

いつ見ても相変わらずポップな書体で、これなら土踏まずの辺りであればタトゥーで入れても本望なくらい大好きです。
S先生はこの書体でもって、実にさらさらと文を書いちゃう人だったのですが、それに憧れてこっそりと書体をまねていたのは、今思い返すと完全に若気の至りでした。
そういえば小学1年生の頃はテストでよく名前を書き忘れていたのですが、テストを返す際に先生が
「名前のなかった答案が何枚かあったので、返されなかった人は前に来て自分の答案を取って、名前を書いて先生のところに持ってきなさい」
と言って後は放置というムチャクチャなやり方がまかり通っていました。
前に取りに行くのが遅くなると、もうすでに1枚しか答案は残っておらず、そこには回答欄など余裕ではみ出している解読不可能な文字と、ドラえもんでのび太が取っているところしか見たことがないようなひどい点数があり、仕方なくそれに名前を書き入れ先生のところに持っていくと、
「もっと頑張りなさい」
と怒られる有様で、字で絶対に違うって分かってるだろ・・・と理不尽さしか感じませんでした。
一方、小学4年生の給食時間に係がなぞなぞを出すという企画があったのですが、なぞなぞはクラスの中で募集されていて、無記名で用紙に書いて箱に入れておくと、係がそこから適当に選んで読み上げて出題する、という形式になっていました。
なぞなぞ大好き少年だったぼくも速攻でなぞなぞを箱に入れていたのですが、なかなか選ばれなかったので、チェックに引っかかったのかな~まっ仕方ないか、あの下品な問題なら、と諦めかけていたある日、ついにそのなぞなぞが世に出る時が来たのでした。
”学校の校門を入るのは普通の子。では、こうもんから出てくるのはどんな子?”
というのがその問題だったのですが、しばらく経ってから係が
「なんじゃこの答えは!?誰だ、こんな問題を出したのは?」
と大声で騒ぎ始めました。
なお、用紙には問題の下に答えを書くことになっていたのですが、係は選ぶ前に不適切な問題がないかの検閲はおろか、答えも確認しないで読み上げていることが分かってしまい、思えば余計な心配をしていたものでした。
しかし気付けばクラスは
「何だ、その答えは?」
「いや、給食時間には言えない」
などの会話が飛び交うちょっとした混乱に陥っていて、これこそまさに狙っていたものだったので、しめしめ計画どおりとほくそ笑みながら状況を眺めていたのも束の間・・・
「先生、さっきの問題、こんな答えなんですよ。こんな問題を出したやつ、誰か分かりますか?」
と問題が書かれてある用紙を、係が先生のところに持っていってしまいました。
おっと、これはちょっと想定していなかった展開でしたが、1年生の時の先生の目の節穴っぷりを思い出し、まあ大丈夫だろうと余裕をぶっこいでいたところ・・・
先生はそこにある書体を見て、すぐにこちらを見て目が合いニヤッとされたので、思わず教室を飛び出し、そのまま校門から出て逃げ出したい衝動にかられてしまったものでした。
今後ともよろしくお願いします。

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