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クリニックブログ

ゆとり

2015年08月29日

ぼくは旅行に出かけたりする時などに、どうしても予定をギッチギチに詰め込んでしまう傾向にあるようです。建築家ザハ・ハディド氏のデザインのように、結果的に実行できない予定もかなり多く、そのたびに反省はするものの、相も変わらず同じ失敗を繰り返していてお恥ずかしいかぎりです。
反省がてらにその原因について検討してみると、その1つはおそらく、学生時代に受けた詰め込み教育の後遺症によるものではないかという仮説に到達しました。
なお学生時代といってもあくまでも高校までの話であり、大学の時は一転してゆとり教育でした。
今振り返ってみても、清々しいほど勉強しない医学生だったな~
と回想しながら、恐ろしい事実に気付いてしまいました!
実は今の方が大学時代よりもはるかに勉強しておらず、ゆとりなのが玉にキズですが生涯学習は現在も進行形のようです。
しかし、授業に出たり、テストを受けたり、小さく前ならえをさせられたり、といった苦行をしなくていいというのは本当に素晴らしいことであり、なんだかんだで大人って得だなと個人的には思ってしまいます。
もちろん玉手箱も開けたくはないですが、APTX4869を飲まされて名探偵コナンのように小学生に戻るのは、とても耐えられそうにありません。
さて、ゆとり教育をはじめとして、教育の制度をいろいろと変えようとする試みには、ぼくは基本的には反対です。
なぜなら、どんなに理想的な教育のシステムやカリキュラムが完成したとしても、肝心の教師の質が変わらなければ失敗するのは目に見えているからです。学生時代にいろんな教師に出会ってきましたが、リスペクトに値する人などほとんどおらず、大半は「こんな大人にだけはなりたくない」と思ってしまうような人ばかりでした。
現在、鹿児島県の桜島では噴火が警戒されていますが、それでよみがえってくるのが小学6年生の時の担任の先生のことです。
ぼくのいた小学校では、担任の先生が出張に出かけるとお土産を買ってきてくれるのが恒例で、6年生の時も担任が出張となった際には、お土産は何だろう?と自然に期待していました。
ただ一方で、彼は日曜日には家族を連れて学校にしょっちゅう登場し、遊具で子どもを遊ばせているところをよく目撃されていたので、なんとなくセコくてケチな印象が強く、ひょっとしたらお土産はないかもしれないと危機感も抱いていました。
果たして、その結果は?
出張から戻ってきた彼は、両腕でかなり大きめの箱を抱えて教室に入ってくると、
「みんな、お土産があるぞ」
と大きな声で意気揚々と発表しました。
クラスがちょっとした歓声で包まれる中、ぼくは彼を少しでも疑っていた自分を深く反省しつつも、どうしても一抹の不安を拭いさることができずにいました。
違和感をおぼえたのには、その箱が包装されていなかったことと、これまでの担任の先生のお土産に比べると、あまりにビッグサイズだったことが根拠として挙げられます。
・・・そして、その嫌な予感は、残念ながら的中してしまいました。
「先生は鹿児島に出張に行ってきました、鹿児島には桜島という火山がありとても有名です。先生はみんなのために、その桜島の火山灰を取ってきました!」
とお土産の正体が明らかとなり、それはまさかの灰、もとい地元のゴミだったのです。
「さあ、好きなだけ取っていいよ!」
と灰がたっぷり詰まった箱を抱え、担任は席を回っていきましたが、誰一人としてそれを受け取らなかったと記憶しています・・・
ちなみにその後の奈良・京都への修学旅行では、気になったので担任をしっかりとマークしていました。さすがに奈良公園の鹿のフンは拾っておらず、ちょっとだけホッとしたものでしたが、彼の株価は暴落したまま二度と復活することはありませんでした。
それはさておき話を冒頭に戻すと、ぼくは旅行では予定を詰め込んでしまうので、必然的に移動時間を計算に入れるのを忘れることがよくあります。列車の移動についても、西村京太郎氏のトラベルミステリーの犯人のように、奇跡的な乗り継ぎを成功させないと予定を実行できないことも多く、今後はもう少しゆとりを持って計画を立てられたらと思っています。
今後ともよろしくお願いします。

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