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クリニックブログ

バージを救出する!

2020年07月31日

現在、映画館で「風の谷のナウシカ」が上映されているので観てきました。
改めて振り返ってみると、これは初めて宮崎駿監督と出会った作品になります。
1984年3月、長編アニメではそれまで映画のドラえもんを毎年楽しみに観ていて、その年はたしか「のび太の魔界大冒険」で普通に満足していた自分が、オマセなアニメ好きの友人たちからたまたま教えてもらい、幸運にもナウシカに邂逅できた時の衝撃は今も忘れることができません。
・・・本物のアニメーション。
観終わった後には感動のあまり、涙がとめどなく流れていたのは当然のこと、よもや失禁したのでは?と心配して座席を確認する程、放心状態になっていたものでした。
以来、テレビで、ビデオテープで、DVDで、ナウシカは何度も繰り返し観てきましたが、気付けば最後に観てから10年以上の時が流れていました。
というわけでこのたび、実に久しぶりに映画館のスクリーンでナウシカに再会してきたのですが、その感想は・・・

ただただ、感動しかありません。

ぼくは時々ジブリ好きと誤解されるのですが、正直なところ宮崎駿監督をリスペクトしているだけで、鈴木敏夫氏がプロデューサーとして前に出がちなジブリに興味は皆無です。
宮崎駿監督の作品についても、「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」までは大好きなのですが、鈴木敏夫氏が強く関わってからの「魔女の宅急便」以降は、どうも商業主義的な臭いが強く漂っているような気がしてなりません。
ちなみにナウシカが公開された1984年に開催されたロサンゼルスオリンピックは、個人的には物心ついてから見た最初のオリンピックであり、鈴木敏夫氏同様、商業主義の発端となった五輪でした。
結論から先に述べると、そんな風にしてワクワクドキドキしながら見たロス五輪は、拍子抜けする程につまらなく感じられ、
「なぜこんなに退屈なんだ?」
と子どもながらに熟慮した結果、所詮はオリンピックなんてマイナースポーツの寄せ集めであり、プロスポーツとして興行できる面白さも人気もないので、4年に1回ぐらいでないと盛り上がらないに違いない、と考え納得することにしました。
そんなオリンピックも2020年は延期となりましたが、1984年といえばエリマキトカゲが大ブームとなった年で、まさか2020年がマスクニンゲンだらけになるとは予想だにできませんでした。
なおタイトルは、「風の谷のナウシカ」を改めて観て、最も胸に突き刺さったナウシカのセリフです。
今後ともよろしくお願いします。

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