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クリニックブログ

刺さる

2019年09月21日

まずはじめに、台風15号で被害を受けられた千葉県の方々に心よりお見舞い申し上げます。
また岡山県内でもその少し前、9月3日夜の局地的な豪雨により被害にあわれた新見市の方々にも、心よりお見舞い申し上げる次第です。
さて、そんな新見市の新見美術館で先日まで開催されていた、『胡蝶之夢-マツオヒロミ展』を訪れてきました。

ちなみに行ったのは9月16日の最終日で、マツオヒロミさんによるギャラリートークとサイン会がある特別な日でした。
振り返ればこのブログでも、辰吉丈一郎さん(「今回だけは、はっちゃけまーす」)、辻村深月さん(「こころの果物」)、与勇輝さん(「ぼくらの最後尾戦争」)、原田マハさん(「脱・結果論」)のサイン会に参加したことを書いてきましたが、今さらながら告白しておくとこの手のイベントは結構好きな方です。
というわけで展覧会だけでなく、ギャラリートークとサイン会も楽しみにしていたのですが、実は今回はもう一つ極秘ミッションを背負っての参加であり、それについては後程明らかにしたいと思います。
なおマツオヒロミさんをご存知ない方のために手短に説明しておくと、大正ロマン、昭和モダンに影響を受けたレトロモダンな雰囲気が漂う世界観で人気のイラストレーターの方で、島根県松江市出身で現在は岡山県在住とのことです。
初めて知ったのは「百貨店ワルツ」という作品で、簡潔に述べると一目見た時から胸に刺さりっぱなしで、以来彼女の活躍にはずっと注目していました。

こんなラブリーでプリティーな作品だけでなく、

こういうセクシーでデンジャラスな作品もあり、このドキドキ感は女性には絶対に味わえないはず、とお客さんは女性が大半で男性は少数派の中、男として生まれてきたことに心から感謝したものでした。
ギャラリートークでは初めて生のマツオヒロミさんを目にしたわけですが、構図に秘められた工夫や細部にこめられた遊び心、実際にはありえない描き間違いなどを教えてもらい、何度となく目からウロコが落ちまくりました。
そして最後には質問コーナーのような時間が設けられたのですが、若い女性が手を挙げ、
「先生の作品には肌の黒い女性がいないのですが、それは先生に刺さらないですか?」
と尋ねたので、思わずエッ!?と違和感を抱かずにはいられませんでした。
「刺さる」とは「心の奥深くまで強く印象に残る」という当然にポジティブな意味で、ぼくも数行前の文章であえて意識的に使ってみましたが、しかし逆の意味でしか使わない人もいたりするわけで、ひょっとしたら自分の意図がきちんと伝わらない可能性もゼロではありません。
他にもっと正確に伝わる言葉はいくらでもあるのに、このような公衆の面前にもかかわらず、相手にさして配慮せずに発言してしまえることが、個人的には少し恐ろしく感じられてしまいました。
少し話が逸れるかもしれませんが、同様の違和感は全国レベルの学会に参加した時にも抱くことがあります。
講演の後の質疑応答の際に、基本的にほとんどの人は普段はそれなりに方言を使っていても、そういう場ではつとめて標準語で話そうとする印象です。
ところが、関西弁の人だけは強引に関西弁で押し通すので、なんだかな~といつも辟易とするのですが、大体そういう人は標準語のことを東京弁と呼ぶことから、むしろ普段より2割増しくらいに関西色を強めているんじゃないかとすら勘繰ってしまいます。
それはともかく、冒頭でチラつかせた極秘ミッションについて、そろそろ明らかにしておかなければなりません。
子どもの頃からマ・ツ・ オの発音は、_ ‾ ‾というマが低くてツオで高くなる発音と信じてやまなかったのですが、ある知り合いの男性が後輩のマツオさんを呼ぶ時の発音が、_ _ ‾というマツが低くてオで上げるタイプの発音でずーっと気になっていました。
それってどうなんだろ?と疑問ではあったものの、彼があまりにも自信満々なため、なかなかそれを指摘するチャンスも訪れませんでした。
というわけでマツオヒロミさんのマツオの発音でもって、このマツオ発音問題に終止符を打つべく今回は臨んだのですが・・・
マツオヒロミさんのマツオは、ご出身である松江と同じ_ ‾ ‾式の発音だったのでホッとしました!
まさに心の奥底に刺さっていた小骨が取れたようなスッキリ感でした。
今後ともよろしくお願いします。

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