Go To イートを時々使っていますが、岡山県の食事券では単純計算で25%得することになります。
先日訪れた店は券売機で食券を買う前払いの店で、Go To イートが利用できるポスターが貼ってあったものの、食券制の場合のやり方がよく分かりませんでした。
入り口付近で戸惑いつつ、助けを求めて厨房の方に目をやってみると、すぐに勘づいたらしく店員さんがやって来て、
「Go To イートですか？」
と訊いてくれました。
そこで、
「はい、どうやればいいのですか？」
と質問してみたところ、代金の中で使う分だけ食事券を渡して現金と交換し、その後は通常どおり現金を券売機に入れればよい、とのことでした。
ちなみにその時は2人だったのですが、通常であればメニューを選べば券売機が自動で計算してくれるところを、頭の中で暗算する必要がありました。
さらにその中から今回利用する分だけ食事券を店員さんに渡し、現金と交換してもらうというのは意外と時間がかかる作業で、残念ながらスマートさのかけらもありませんでした。
幸いすぐ後に新しい客の来店はなく、次に待っている人がいなかったのが、せめてもの救いだったように思います。
それから席で注文の到着を待っていると、客が次第に増えてきましたが、見事なくらい誰もGo To イートを使っておらず、なんだか恥ずかしさが徐々にこみ上げてきました。
自分の来店前には客が数名だけの状況だったのですが、
「ほう、この店でそんな手間をかけてまで、Go To イートを使うのか、ほうほう、、、」
という目で見られていたのかと想像を巡らせると、恥ずかしさによる損失は食事代の25%を突破してしまい、思わずマスクを広げて顔を隠したい衝動にかられたものでした。
しかし食券制の店でこの仕組みだと、現金と交換してもらってから、食券は買わずにそのまま帰ってしまえば現金が25% (20%の都道府県では20%)増えてしまいますが、さすがにそんな恥ずかしいことを実行できる人はいないと信じたいです。
なお別の食券制の店では、まずは通常どおり券売機に現金を入れて食券を買い、その後に席に着いてから食券と一緒に食事券を出すと、人知れずこっそりと現金に交換してくれるのだとか・・・
いや～絶対にこのやり方に統一した方が、券売機での混雑も緩和され、かつ食事券を使う人の尊厳も保たれるため、賢明な判断かと存じます。
ただ、調理前に「Go To イートの客」と認識されるのは、なんとなく手を抜かれそうな危惧もあるため、やはり今後は食券制の店では食事券は利用しないつもりです。
今後ともよろしくお願いします。