岡山県倉敷市阿知1-8-10 武部不動産ビル2F 倉敷 駅のほとりの心療内科 まくらぎクリニック

クリニックブログ

一人暮らしを始めた頃

2016年05月03日

ぼくは社会人になって1年目までは、つまり医師になって1年目まではずっと実家暮らしで、当時は大学病院に勤務していました。初めて親元を離れたのは医師になって2年目の時で、5月から県外の民間病院に勤務することになったからでした。
その年の5月は1日が月曜日からだったので、たった2日出ただけで水曜日からは大型連休に突入し、世間では7日の日曜日まで5連休と盛り上がっていました。
ぼくはといえば特にどこかに出かける予定があったわけでもなく、初めての一人暮らしをのんびりと満喫していました。病院はまだ2日しか行ってなかったため、ゆっくり落とす程の疲れも別にたまってはいませんでしたが、生まれて初めて地元から離れて一人で生活を始めた解放感にまったりと浸るには、風薫るゴールデンウィークは気候もよく絶好の機会でした。
しかし、そんな素敵なバケーションが打ち破られたのは、たしか6日の土曜日のことだったと記憶しています。
その日も少しゆっくり目で朝9時過ぎぐらいに起きて、特に何をするでもなくちんたら過ごしていると、11時頃に突然チャイムの音がしたので驚いてしまいました。
というのも、ぼくはまだこの街に来たばかりで、新しい住所は誰にも伝えていなかったし、誰か知り合いがアポなしで訪れるなんてあるはずがなかったからでした。
しかもよりによって、わざわざゴールデンウィークだというのに。
NHKか新聞か宗教か、いずれにしてもせっかくの休みをジャマするなんてとんでもないことだと立腹し、バシッと追い返してやろうと思いインターホンに出てみると・・・
「あっ先生、いるんですね」
という予想外の反応が返ってきました。
モニターで相手を見ても画像が粗いためよく分かりませんでしたが、割ときちんとした身なりの中年の男性のようでした。
「えーっと、どちら様ですか?」
とひとまず相手が誰なのかを確認してみると、
「事務長の○○です、先生、今日は病院やってるんですよ!」
と彼はモニターに顔を近付けて叫んでいましたが、あまりの勢いにまるで貞子のように飛び出してきそうな程でした。
はて?
たしかに言われてみれば、自分の公休日は水曜日と日曜日だったような気が・・・
ところがいきなり最初の水曜日が祝日だったため公休日という感覚が乏しく、大学生の頃からずっと土曜日は休みだった習性で、ついつい土曜日を休みと勘違いしてしまったようです。
ちなみにその頃のぼくは携帯電話もPHSもポケベルも持っておらず、引越したばかりで家に固定電話もないという状況だったために連絡が取れなかったので、事務長がはるばる家まで呼びに来てくれたのでした。
ただ、その後は事務長はそそくさと帰ってしまい(実は彼が車で送ってくれることを、正直なところちょっぴり期待していたのですが)、そこから支度をして車で病院に向かうとお昼前になっていました。
病院では看護、事務、薬局その他いろんな職員の方から
「やらかしちゃったらしいですね」
と声をかけられ、なんて噂が広まるのが早いんだ!と感心したものでしたが・・・
入院患者さんまで知っていた時には、ちょっとした悪意を感じずにはいられませんでした。
なお遅くなってしまったのですが、5月6日の金曜日と7日の土曜日は通常どおりで診療を行います。
まだ予約に若干の空きはありますので、何かあればどうぞお問い合わせ下さい。
今後ともよろしくお願いします。

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