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クリニックブログ

何用あってか

2015年07月31日

久しぶりに先日は鳥取県の米子に車で行ってきました。
さて問題です、何をしに行ったのでしょうか?

最初に断っておきますが、これはかなりの難問です。
答えが分かった人は相当に勘が鋭いか、カンニングをしたか、もしくはぼくのストーカーの疑いがあります、ガクガクブルブル(((((( ;゚Д゚)))))
って実際は覆面パトに追いかけられる方が、よっぽどガクブルなんですけどね。
さらにガクブルなのは片側一車線で前から迫り来る逆走老人で、助かるには一か八かで走行車線から外れ、路肩に入ってかわすぐらいしか思いつきません・・・
おっと、すっかり話が本筋から外れてしまいましたが、気を取り直して正解を発表します。
答えは、『冬タイヤを夏タイヤに交換するため』でした。
とはいっても、この答えだけでは逆に謎が謎を呼んでしまうかもしれません。
それではやっぱり不親切なので、ここからは少し解説をさせてもらいますね。
まずタイヤ交換に岡山から米子まで行った理由は、米子のカーショップでタイヤを保管してもらっているからです。以前に米子で生活している時からの長い付き合いで、この機会にかこつけて米子で知り合いにも会えるし、よく通っていた店を訪れるのも楽しみなので、岡山に移って5年が経った今でもタイヤの保管と交換をお願いしています。
それから、もう7月だというのに今頃タイヤ交換をした理由については、話せば長くなるので簡潔にまとめますが、要は面倒だったので先送りにしていただけです。もちろん雪の心配がなくなり次第、冬タイヤを交換すべきなのは分かっていましたが、昔から果報は爆睡して待つタイプだったためにズルズルと先延ばしにしてしまっていたというわけです。
それはさておき米子でのお楽しみの1つはグルメで、たとえば山陰の魚介類の充実ぶりは山陽の比ではありません。というわけで回転寿司も非常にレベルが高く、かつてよく行っていた店に突撃することにしました。
境港はクロマグロ(本マグロ)では日本で有数の水揚量を誇っていますが、その旬は6月から8月上旬にかけてなので、折しも最高のクロマグロを岡山ではあり得ないリーズナブルな値段で食べることができ幸せでした。
あとその店は魚の種類がとても多く、一口にタイといっても「マダイ」「イシダイ」「クロダイ」「マトウダイ(山陰ではバトウ)」「キンメダイ」などバラエティ豊かで、実はぼくはタイ好きなので知らないタイがメニューにあると、かなりの確率で注文してしまいます。
この日はそんなにタイはメニューになくてがっかりしていたのですが、
「お待たせしました、ナマダイです」
と店員さんがとなりのお客に何かを運んできました。
え?ナマダイってどんなタイなの?と気になりチラ見してみると・・・
んぐんぐと美味しそうに、となりのお客が特大ジョッキのビールを喉の奥に流し込んでいるところでした。
まったく、店員さんの「生大」の発音にちょっとした悪意を感じたりもしましたが、その時ふと思い出したのはYという同期の医師のことでした。

Yは朴訥系の天然キャラで、水滴のような形の頭をした男でした。
大学病院でともに研修していた時の飲み会では、いきなり2回連続して酔いつぶれて意識をなくすという衝撃のデビューを飾り、さらに3回目の医局旅行での宴会でも堂々とぶっ倒れ、挙句の果てには朝になってもまったく起きる気配すらないという醜態っぷりでした。
この旅行の帰りにはテニスの予定でしたが、コートに着いてもYは泥酔状態が続いていたので、彼一人を車内に残して皆でテニスに興じていました。
時はたしか5月半ば、初夏の素晴らしい天気にも恵まれテニスで汗を流し、約3時間後に車に戻りました。
その時ぼくたちが発見したのは、トレードマークの水滴のような頭もすっかりしおれてしまい、ぐったりして死にかけているYの姿でした。慌ててYを車から運び出し何とか一命はとりとめましたが、あと少し遅れていたら彼は帰らぬ人に、ぼくたちは前科者になっていた可能性が高く、彼の生命力には感謝しています。
さて、そんなYと10年ぐらい前に東京であった研修会でたまたま再会し、その夜に飲みに行った時のことです。
「今日は倒れないでよ」
「ああ気を付けるよ」
みたいなやりとりをしていると店員さんがオーダーを取りに来たので、ぼくは生中を頼みました。
彼はメニューをじっくりと見てから
「じゃ生小」
とようやく注文したのですが、ぼくはその時初めて「生小」なる飲み物がこの世に存在することを知りました。
「なっ生小?」
「うん、最近ちょっと飲みすぎないようにしているんだよね」
それがかつてイイ年ぶっこいて車の中で死にかけた男の発言とは信じられませんでしたが、とりあえずビールが到着したので、久しぶりの再会を祝し乾杯をして飲み始めました。
彼はぐびぐびと生小を一気に飲み干し、ぷはーっと息を吐くと
「すいませーん、生小もう一杯」
と速攻でおかわりし、その後もわんこそばのように生小を次々と飲む姿は、研修医時代とまったく変わっていませんでした。
今後ともよろしくお願いします。

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