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生きる

2016年03月11日

あの震災から少し経った頃、知り合いがNHKの『のど自慢』に出演しました。
その人はいわゆる「マイクを持つと人が変わっちゃう」系の男性で、普段はどちらかというと静かで礼儀正しい人なのに、ひとたびマイクを握ると内面どころか外見までもがやや凶暴化し、超巻き舌ロックンローラーに変身してシャウトしまくるという特異体質の持ち主です。
彼によると本当はサザンの『TSUNAMI』を歌いたかったのにNHKに却下され、本選では残念ながら合格には至らず、
「もしTSUNAMIが歌えていたら・・・」
とすっかり落ち込んでいました。
しかしそれからしばらく経つと、彼もようやく立ち直りかけていましたが、そんな矢先のこと。
実は彼が熱唱しているのと同時進行で、ネット上の実況掲示板には悪意の塊のようなコメントが大量に書きこまれていたのですが、せっかく復活しかけていたというのに自分への酷評の嵐を目にしたばっかりに、再び失意のどん底へとたたき落とされてしまいました。
まさに、♪風に戸惑う弱気な僕~といった感じでした。
ところで昨年ぼくはサザンのライブに参加してきたのですが、『TSUNAMI』はセットリストには入っていなくて、まだ自粛中のようでした。
けれどそんなアーティストの思いとは裏腹に、ライブが始まる前には観客席から自発的にウェーブが発生していたのには・・・「親の心子知らず」的な侘しさを感じてしまいました。
ライブの感想としては火薬の使用量が尋常ではなく、火については遠慮なくバカスカやりまくっているのに、『TSUNAMI』にはひたすらデリケートな姿勢を貫いているのが印象的でした。
もちろんサザンにはヒット曲が多く、最大のヒット曲である『TSUNAMI』がなくてもその穴を特に感じさせないのはすごいことだと思います。
ただ宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』も地上波で放送されたのだし、あの波がOKなら封印するのはもう映画『稲村ジェーン』だけに任せてもいいのでは?という気がしないでもありません。
ポニョといえば、舞台になったとされる広島県福山市の鞆の浦の埋め立て問題が正式に解決し、景観は無事に守られることになりました。多分『ぽんぽこ』の舞台だったら跡形もなく埋め立てられた可能性が大ですが、ポニョというのは主人公の男の子が勝手に付けた名前で、正しくは「ブリュンヒルデ」が本名になります。
これで連想されるのがウルトラセブンで、実はウルトラセブンも本名ではなく、これは7人目のウルトラ警備隊という意味でウルトラ警備隊が勝手に付けた名前にすぎません。
ではセブンの本当の名前は何か?というと、同じく本名が曖昧だった帰ってきたウルトラマンは後にウルトラマンジャックと公式設定されました。一方、ウルトラセブンの本名についてはレッドマンという説もあるのですが、どうも公式設定ではないみたいなので、こんなカッチョ悪い名前は個人的には絶対に認めたくありません(M78星雲では、恒星観測員340号と呼ばれていたのは事実のようですが)。
ちなみに元サッカー選手であるデビッド・ベッカム氏の娘さんは「ハーパー・セブン」という名前で、ハーパーは奥さんの好きな本の著者から、セブンはラッキーセブンに由来するそうです。
あとついでに『エロティカ・セブン』については、「レクサス」同様におそらく深い意味はないと思われます・・・
宮崎駿監督の作品ではTVアニメ『未来少年コナン』にも津波のシーンがあるのですが、個人的にはとても大切な作品の一つです。
(未来少年コナンは1978年の作品で、舞台は最終戦争が起こった2008年から20年後の2028年ですが、ポニョの公開は奇遇にも2008年です)
ぼくにとってコナンのイメージといったら裸足で、裸足といえばコナン、ゲンよりも絶対にコナンで決まりです。
裸足で力いっぱいに駆け回り躍動するコナン、中でも飛行機から落っこちそうになっても、強い足の指の力で翼にぶら下がっちゃうコナンは本当に爽快で、やっぱりキック力増強シューズは邪道だなって思ってしまいます。
宮崎駿監督の作品の中では、『未来少年コナン』(1978)→『カリオストロの城』(1979)→『天空の城 ラピュタ』(1986)という流れが冒険活劇のシリーズとされていますが、一般的にはラピュタが最も人気があるものの、コアなファンはカリオストロを支持することが多いような気がします。
でもぼくはコナンが最も好きで、それはこの作品にみなぎっている生命力が、クールだったぼくの生命力を激しく揺さぶってくれたからです。
それまで漠然としか生きてこなかった自分にとって、生まれて初めて「生きている」というごく当たり前の事実が胸にストンと落ちて、さらに「生きたい!」と明確に自覚させられたのがこの作品でした。
”とりあえずコナンの生きる未来まで=2028年までは生きたい!
もし生きることに迷ってしまったら、きっとまたコナンに戻ってこよう!”
そんなことを誓いながら最後にコナンを見てから、気付けばあっという間に20年ぐらいの時が流れていました。
というわけで、久しぶりにまたコナンに会ってみようかなと思っています。
でもヒロインだけなら、カリオストロのクラリスが一番好きなんですけどね。
今後ともよろしくお願いします。

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